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久住女中本舗

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2008年 11月 01日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『こぎつねひめ』

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道玄斎です、こんばんは。
夕食の時に、久々に梅酒なんぞを呑んでみたのですが、美味しかったです。割ってあるものですからアルコール度も非常に低い。顔も赤くならず、全然素面のままです。

さて、今日はちょっとこれから纏めないといけないものがあったりして、微妙に作業が残っているのですが、気付けとしてちょいとゲームを。以前、ご紹介頂いた作品ですね。
というわけで、今回は「ミニチュア・ガーデン」さんの『こぎつねひめ』です。


番外編は例によって短い(数分~15分くらい?)作品を取り上げる事にしているのですが、本作は歴代のご紹介の中でもかなり短い部類に入るのではないでしょうか?
途中で選択肢があり、結末部分が二つに分かれるのですが、二つとも見ても大体2、3分もあれば読了可能。

少しレトロな感じの、紙芝居風の作品って言えばいいのかな? 
セピア色の背景に、可愛らしくデフォルメしたキャラが載っかっていく、という感じ。
この手の絵柄は、ちょっととぼけた感じと独特の可愛らしさがあって、私は結構好きですね。一見するとさらっと書いたように見えるけれども、中々描けない気がしますよ。

さて、本当に2、3分で終わってしまうのでアレなんですけど、前半部のほのぼのとした、いかにも昔話っぽい感じは、ラストで大きく裏切られる事になりますw
どちらの選択肢を採るにしても、予め注意書きにあるように、少し残酷なシーンになってしまいます。

ほのぼのとした前半部と、或る意味で殺伐としたラスト部分の落差で魅せる作品だと思うのですが、何となく深いものを私なんかは感じてしまいます。
特に、二番目の選択肢を選んだ時のエンドは、こう、なんて言うか心の中にわだかまり続けるというか、どこか終わりがもの悲しくて、心に残ってしまいますね。


いづれにせよ、本当に短い作品ですので、さっくりとプレイしてみて下さい。
又、作者様はイラストのお仕事などもなさっているようですので、そちらの方も。

それでは、また。

by s-kuzumi | 2008-11-01 20:59 | サウンドノベル | Comments(0)
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