2008年 11月 20日
道玄斎です、こんばんは。 そろそろ、私の住んでいる住宅街でも、クリスマス用の電飾などが増えてきて、世の中はクリスマスに向けてまっしぐら、という感じですが、皆様は如何お過ごしでしょうか? ■製菓用品店に行こう 今日は、ちょっと人に頼まれていたものとかがあって、珍しくお菓子作りの材料とか用具とかを売っているお店に寄って帰ってきました。 富沢商店っていうお店なんですけれども、こういうお店って見ているだけで結構楽しいですね。ナッツ類とかも沢山種類があったり、なんだかやたら美味しそうなジャムが置いてあったり。 私は個人的に、例によってドライフルーツを買ってしまいました。 ナツメヤシと、レーズンとクランベリーですね。ナツメヤシはかなり古い植物のようで、今Wikipediaで見てみたら、ウルの遺跡からも出土しているようです。世界史で最初の方にやる国家(的存在?)の一つでした。確か、ウルとウルクそしてラガシュと三つセットで覚えなきゃいけなかった記憶があったりなかったり。 それはさておき、ナツメヤシ、結構オイシイんですよね。 優しい甘みがあって、牛乳と一緒にいくつか食べてしまいました。ヤシの一種みたいですから、案の定、繊維質な感じがして、それもまたドライフルーツとか好きな人には堪らない感じですね。皮がしっかりしているのかな? ちょっと食べ応えというかそういうのはあるんですけれども、中々美味しいものですよ。聞いた話だと、中国茶ってドライフルーツをお茶請けにしたりするんだそうな。 私自身はお菓子なんて全然作れないのですけれども、女の子はお菓子作るのが好きな人、得意な人、結構居ますよね。 で、女の子とお付き合いとかしたりすると、お菓子とか作って持ってきてくれたりね、そういう事は何度かあります。 そろそろクリスマスムードも全開になってきますが、誰か私にお菓子でも作ってくれませんかねぇ……?w 「一人でノベルゲーム」と予定自体は決まっているのですがw 少しだけ寂しい気もしないでもない……。 ■歩く姿は百合の花 というわけで、昨日、百合をテーマにした『サイコリラ』という作品をプレイしました。 その影響があったのかどうか、それは定かではないものの、本屋さんに寄ってフラフラしていたら何故だか『乙女ケーキ』なる本が無性に気になって、ついつい購入してしまいました。 一応、言っておきますが、『乙女ケーキ』は製菓関係の図書ではありません。百合マンガですw ちなみに18禁とかじゃありませんよ? 今日は微妙に話しの連結が上手くいっていますねw ま、兎に角、百合のオムニバスマンガだったわけで、読んでみたんですけれども、結構良い作品だったのでは? ほんの少し、懐かしいマンガの手触り(主にイラスト面)もしたりして、淡い女の子同士の恋愛だったり、或いは「女の子ってどういうもの?」というような、そういうお話もあったりして、楽しませて貰いました。 全部が全部、女の子同士のスウィートな恋愛ばかりを描いたものだと、こちらも胃もたれしちゃいますから。その点、収録されているお話は凄くバランスが取れていて、気持ちよく読むことが出来ました。 自分の好きな少女マンガみたいなものって、やっぱり「揺れ動く年頃」っていうんでしょうか? そういう時期の女の子の内面とかを掘り下げたものが多い気がします。うんと大雑把に言ってしまうと中学生~高校生前半くらいの時期ですね。 『乙女ケーキ』もその例に漏れず、心も体も変化していく多感な少女を描く作品で、とっても良かったです。強烈な派手さとか、キャッチーさみたいなものこそないんですが、じわじわっと攻めてくる感じがいいですね。 特に気に入ったのは「タイガーリリー」と「夏の繭」です。 その手のジャンルがお好きな人で、まだチェックしていない方はどうぞチェックしてみて下さい。 結構いけてると思いますよ? ■広辞苑と広辞林 広辞苑、恐らく日本で最もポピュラーな国語辞書でしょう。 けれども、天の邪鬼な私は、敢えて広辞苑ではなくて広辞林という辞書を使っています。もう20年くらい改訂されていないのですが、普段、ちょっと言葉を調べたい時にはハンディサイズの辞書を使って、それでも足りない時に広辞林を引く、というスタイルです。 広辞苑に対して、広辞林がどれだけマイナーかというと、今私が使っているATOKでは広辞苑は一発変換出来るのに、広辞林は一発変換出来ません。ついでに言えば、大言海とかは一発で変換出来たりする不思議。 私自身は、広辞苑ってそんなに優れた日本語辞書じゃないと思ってたりもするんですけれども……。 で、広辞苑なんですが、今度改訂するらしいんです。 何と、「イケメン」という単語が入るそうな。新しい語を辞書が改訂し取り入れていく、というのは私は大賛成。みんなが使うから辞書に載るわけです。 私は、遠藤周作という作家みたいに、「辞書に載ってないから正しい言葉ではない」という立場とは違います。 ご承知の通り、現代の日本語辞書には外来語、そこから定着した独自な語が満載されております。外国の文化が進み、新しい言葉が出来て、日本に入ってくる。そしてそれを日本でもみんなが当たり前のように使うようになって辞書に載る事になるわけです。 そういうサイクルとかを考えていくと、「イケメン」という言葉を入れるのはどうかなぁ? と、ちょっと保守的な事も考えます。「新しい語を入れてもいいじゃん」という立場の私が、何故「イケメン」という語を入れる事に、半ば無意識的に抵抗を感じるのか? 今日は暇な時間、ずぅっとその事について考えていたのですが、一つ、結論めいたものが出てきました。 それは、「タイムプルーフを経ていない」という事です。 「イケメン」なんて言葉は、せいぜいここ数年の間に出来て使われるようになった言葉で(で、私はその手の言葉を使う女性は好きになれないw)、果たしてそれが「一般に広く使われるようになった言葉」なのか「一種の流行語」なのか、まだ分からないんですよね。 敢えて、厭な言い方をすると、ワイドショーみたいなちょっと浅薄なテレビ番組とかでやたら連呼されている言葉で、しかもあんまり日常的に使ってる人いませんよねぇ? そうやって考えていくと、今回、広辞苑が改訂に際して「イケメン」なる言葉を入れる、というのはどうにも違和感を覚えてしまいます。 ざらっと調べてみると「いけ面」という形で載るようですが、恐らくこれって「イケてる面をした男」って事ですよね。そうすっと「イケてる」という言葉も採録しなければ、なんだか不釣り合いだし、辞書に付きものの「対義語」とかには「ブサメン」とか「キモメン」とか入れるんでしょうかw キモメンの私としては、ちょっと悲しいですよ?w 何となく、本当に役に立たない事なんだけども、そういう事を考えてしまいました。 そんなわけで、今日は早めに眠ります。 それでは、また。
by s-kuzumi
| 2008-11-20 23:44
| 日々之雑記
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