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2007年 12月 20日 ( 2 )


2007年 12月 20日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『especially strange a story vol.1』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は医者に行ってきた訳ですが、年明け早々に入院とそれに伴う手術が決定してしまいました。
あー、いや別に命に関わるとかそういう事ではないので、数日間良い休暇が取れたと思って、ちょっと休んできます。

さてさて、今日も番外編です。
」さんの「especially strange a story vol.1」です。
「vol.1」と銘打ってあるわけですが、続編があるとかそういう感じではないですね。公開していた短編小説、そして書き下ろしの短編をゲームに纏めた、という体裁のようです。
また、作品が増えればvol.2が出るかもしれませんね。

全体をプレイしても10分~くらいのボリュームです。さっくり遊べます。
タイトルにstrangeという単語が入っているわけですが、cluelとした方がしっくりくるようなものも多いですw

ちょっとだけサイコホラーっぽい感じがしないでもない。
一話一話は本当に短いのだけれども、結構面白いというか、ねらい所が良いなと感じました。こういう作品意外と好きなんですよねぇ。

演出面では、背景画像が抜群に良いです。
所々、イラストが入るのですが、あまり上手とは言い難い……w その代わりと言ってはなんですが、背景素材が凄く素敵です。写真だと思うのですが一言で言えば「綺麗」。
作品内容も、サイコホラーっぽさがあるものの、どことなく綺麗な世界が描かれており、背景との親和性が高いのではないかと。
ですので、スクリーンショットの方もイラストでは無く背景が良く写っているものを撮らせて頂きました。

最近、短編集を取り上げる事が多いですね。
短編はさっくりと遊ぶことが出来るのが大きな魅力。それに加えて「短編」という制限の中であれこれと試行錯誤をして作品が作られていると思しいので、実は中編・長編以上に個性が出るのではないかと思っています(そういえば私は、アーサー・C・クラークの作品でも長編よりも短編の方が好きなのでした)。

是非、「この短編ゲームが面白い」ってな事が御座いましたら、お教え下さい。
好みに合ったものがあれば、是非取り上げていきたいと思っております。

それでは、今日はこのへんで。

by s-kuzumi | 2007-12-20 19:16 | サウンドノベル
2007年 12月 20日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『願えばきっと……。』

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道玄斎です、こんばんは。
今日も体調が宜しくない。夕飯を食べ過ぎました。胃が重たい。

というわけで、今回は番外編です。
短い中に、オイシイ所を切り取って詰め込むセンスを感じる作品でした。

改めて作品を紹介します。
Persian blue」さんの『願えばきっと……。』です。作者様のサイトが分からなかった為(消失?)、ゲーム紹介サイトへのリンクを張っておきます。


ストーリー自体に新味がある、というよりも「オイシイ所を上手にカット」して、短編として食べやすくしたという感じですね。
例の「ぼたんゆき」テイストな作品、という事になりましょうか。
全体で大体五分~くらいなわけで、あっという間に読み終えてしまうのですが、その中に中編くらいの規模の作品のオイシイ所がぎゅっと詰まっている。けれども、そこに過度の無理は生じていない。さすがに出会ってその日のうちにつきあいました、みたいなのはどうも興が削げるからねえ。もうちょっと長い作品だったら最終的におつきあいする、というのはアリだし、一般的な(そして人気のある)纏め方の一つだと思う。
だけれども、短編の場合、本作のように敢えて「描かない」ことで、読者に想像の余地を残すっていうのは良い手法ですな。


ストーリー全体で見ると、「ぼたんゆき」テイストと書いた如くにありふれてはいるけれども、場面の切り取り方っていうのかしら、そういうのが巧みで良かったな、と。

中編作品の導入部分の第ゼロ章みたいな、そういう感じがしないでもない。
これは短編じゃなくて、もうちょっと分量の多い一本の作品に出来た気がしますねぇ。

そういえば、画が大変魅力的です。
単純に画が上手、というだけじゃなくて、なんていうかゆかしいものを感じさせます。魅力的。


ノベルゲームマニアには、あまり新味自体はない為にお勧めはしずらいところはあるのですが、まだこの世界(?)に足を踏み入れたばかりの方は、是非気軽に遊んでみて欲しいと思います。他の作品への足がかりにもなるかもしれませんね。

by s-kuzumi | 2007-12-20 02:56 | サウンドノベル