1 2008年 10月 21日
道玄斎です、こんばんは。 明日は、「超音波断層検査」なるものがあります。どうやら、事前に貰っておいた説明書を見てみると20~30分程度掛かる模様。 まぁ、何にせよ、具合の悪さの「原因」が分かると良いのですが……。 一番厭なのは、「原因不明で具合が悪い」というヤツです。原因が分かればクスリを呑むとかのアクションが取れるわけですが、原因不明だともうお手上げですから。 ■不眠を治そう で、アモバンを半錠を毎日服用しているのですが(カッターで切れ目に沿って半分にするのは結構楽しい)、半錠じゃ全然駄目ですねぇ。今日も薄明かりが窓から差し込む頃まで起きてましたし。 そういえば、世の中には『眠られぬ夜のために』というキリスト教寄りの名著があるので、そういうのを買って読みながら凌ぐ、という方法もあるものの、やはり眠りたかったりします。 あっ、ちなみに『眠られぬ夜のために』はアマゾンの書評を見てみると、抜群に評価が高いです。キリスト教入門にも最適なものだそうで、中々興味深いですね。近所の本屋さんでは売ってない為、それこそアマゾンで注文とかしてみようかな、と思っています。 私の不眠って、眠らないで済むっていうのとは違うんですよね。眠らないとやっぱり昼間、とっても辛い。欠伸とかも普通に出てしまうのですが、それでも夜になると全然眠れないという困った状態です。普通、疲労するとそれが眠気にダイレクトに繋がってくると思うのですが、私の場合、眠気を伴わない単純な疲労としてどんどん体に蓄積されていくようで、厭な感じですよw 結構ね、真剣に何とかしなきゃと思って、それっぽい本を読んでみたり、ネットで調べたりしているのですが、「これ!」っていう対処法はないですねぇ……。 ただ、煙草もあまり好ましいものではないようなので、何とかしたほうが良いのかも(一日当たりの本数は、以前に比べると格段に落ちましたが)。 もし、「不眠解消術」をお持ちの方がいらしたら、是非ご教授下さいませ。 ■和洋の微妙なところ 大体、私は和風って好きで、大凡和風ってのがどんなものなのか、感覚として分かってるつもりです。で、何でそんな事を話し出したのかってーと、今、上野で琳派展をやってるんだってね。 琳派が大上段に振りかぶった「芸術」かっていうと、ちょっと違うような所がありますよね。 感覚としては、もうちょっとこう「デザイン」とか、そういうのに近いような。けれども、今、「和風」と言われてパッと思いつくような雰囲気って琳派の作品のような気がしますね。伝統的なものを題材にしつつも、そこにモダンなデザインみたいな感覚が入っていて、私は結構好ましく思っています。 勿論、和風って言って「昭和40~50年代東京」の町並みをイメージする部分もあったりするし、京都で御所を見ても「和風だぜ」と感じるわけで、和風という概念は決して一つのものに集約出来ないんですけれども、その中で特に好きな和風があったりします。 それは、微妙に洋風が混じった和風なんです。 奇しくも上野に「旧岩崎邸」ってのがありまして、あの雰囲気がかなり、私の好みに近いです。あっ、勿論外見じゃなくて、内装とかそういう所、ね。 例えば、一つ一つのマス目が縦長の障子(桟は黒塗りっぽいやつ。分かる?)が付いている部屋なんだけれども、そこにちょっぴりモダンな「テーブル」と「椅子」が置いてあるような、そういう雰囲気が妙に好きなんですよね。んでもって、テーブルの上の燭台は洋風だけれども、肝心の刺さってる蝋燭は「和蝋燭」とかね。 完全にゴテゴテっとした和風はそれはそれで、ダサいんですよ。 この和風とモダンな洋風が微妙な割合で入り交じったもの、そこに今物凄く惹かれます。 うんと分かりやすい例を出すと、坂本龍馬って居ますよね。彼の写真なんか見ると、袴穿いて、刀を差していたりするけれども、草履とかじゃなくてブーツを履いています。ああいう感覚ですね。 で、今私が眠っている部屋って洋間なんですよ。 洋間だからベッドを置いてそこで眠っているんですけれども、なんか最近、畳の和室で布団を敷いて眠った方がいいんじゃないか……? というような気がしています。 実は、ベッドを使うようになったのは、ここ10年くらいの間なんですが、それ以前に旅行とか合宿だとか、まぁ色んな事でホテルとか泊まりますよね? そういう時にいつも私はベッドから落ちてしまっていました。寝相、良くないみたいですw 最近では、ベッドから落ちるという事は無いんですけれども、無意識的に「落ちないように!」と思っていたりして、そういうのも不眠と関係があるんじゃないか? と最近、何でもかんでも不眠に結びつけて考えてしまうという悪癖がw 私がお金持ちだったら、もっと大きな洋間を作って、その隅っことかに畳を置いて(敷いて)「和室空間」を作って、眠ったりとかは全部そこでやりたいんですよね。 で、他の部分は、今と同じく、コンピュータが5台くらいあったり、キーボードが置いてあったりと、完全にハイテクで洋風でいいんですけれども、和風な空間は何としても確保したいな、と。 今だって、「あいつの家に行ったら刀ばっかり置いてあった」とか言われて、一見(一聴?)すると和風っぽいんですけれども(しかも刀はそんなに持ってない。木刀とかはやたら沢山の種類がありますが)、自分の生活スペースに和風成分がゼロなんですね。 どうもね、自分の美意識っていうか、その美的な感覚と、睡眠が実は関係があるような気がしているんですよ。 最初に話していた「和洋が微妙に入り交じったものが好き」という感覚は、実は自分の「精神安定」って言っちゃうと大げさだけれども、ある種の理想的な生活空間のあり方を示しているような……。 兎にも角にも、何となく、今は畳で眠りたい気分です。 そんなわけで、今日はこのへんで。 そうそう、短編で面白そうなゲームがあったら是非ご紹介下さいませ。 それでは、また。 ▲
by s-kuzumi
| 2008-10-21 18:59
| 日々之雑記
2008年 10月 21日
道玄斎です、こんばんは。 ■街の印象とか 最近、水道橋とか飯田橋とか、まぁ、そっち方面に行く事が多いんですけれども、都会の中でも、妙に整然としていないというか、人を選ぶ喩えで悪いんですけれども、蒲田とかさ、そういう地域に似た煩雑な部分があったり、一方で、何となくホッとするような、昔ながらの東京みたいな部分も持っていたり、と改めて気がつく事が屡々です。 けれども、どうしても近代化の匂いというか、「小綺麗にしてますよっ!」という感じがダイレクトに表に出てきているような気がします。 大体、私の中にある「東京」ってのは、昭和年間の割と終わり頃(50年代くらい)に一度、形成されているのですが、不思議な程昔ながらの印象が変わらない場所がありまして、それは原宿―代々木―新宿というラインです。 新宿は私自身好きな街ですし、乗り換えとかでも東京に居れば使わない事はないくらいの駅というか、地域なんですが、不思議と全然昔っから印象が変わりません。 幼い頃、親に連れられて買い物に行ったりした当時、そのまんまの印象で今も存在しています。勿論、建物は綺麗になってるし、どんどん便利になっている。潰れるお店はあるし、新しくオープンするお店もある。 それでも、その実際の変化の度合いと反比例して、その印象がここまで変わらないってのは不思議だなぁ、と思います。 電車に乗って、外の景色なんかを見てみると、その原宿~新宿の辺りって、本当に変わらない気がしますね。原宿の変わらなさもちょっと異常かもしれないw 実は、原宿~新宿までって距離で言ったらそれほど離れているわけではなくて、歩いても20~30分くらいのものだから当然っちゃ当然なんだけどもね。特に代々木から新宿はアホみたいに近いですし(新宿南口の辺りがもう代々木に隣接している)。 そうやって、つらつらと考えていくと、どうも私は「変わらないもの」ってのがとっても好きみたいです。流行廃りで変化していくようなものよりも、何か変わらない、そういうものの方が好みなんですねぇ。 一方で、何か変わったなぁ、と感じるのは、自由が丘とかね。 一見すると変わってないように見えるんだわ。だけれども、やっぱり私の受ける印象というか、そういう「私フィルター」を通すと、滅茶苦茶変化しているような気がする。昔、住んでいたから余計に良く分かるんだけども(というか、分かっちゃうんだけど)。 まぁ、そんなわけで、私はやっぱり新宿、好きなんですよねぇ。歌舞伎町に行けば、怪しい中華料理屋があるしw 個人的な好みで言えば、やっぱり東口ですよね。 あのごちゃごちゃした感じで、妙に綺麗な部分と妙に汚い部分が同居していて、そういう微妙な均衡状態を保ったまま進化しているので、そういう部分に惹かれます。 そうそう、新宿といえば、「ゴールデン街」って知ってます? 花園神社の側にあるんですけれども(新宿の神社なら、鬼王神社がお勧め。水琴窟があったりする)、まぁ、見た目から「怪しさ」と「胡散臭さ」が死ぬほどにじみ出ている飲み屋街w 一軒一軒のお店は、六畳くらいしかなくて、慣れてないとホントその「街」に立ち入るのが躊躇われるくらい。 私も最初「一刻も早く立ち去りたい……」と思いましたw 私も本当に極々たまに行くだけになってしまいましたが、行くお店は決めています。「くればわかる」というお店。 昔、友達がバイトをしていてそれが縁で行くようになったのですが、店のママというかおかあちゃんがすげぇインパクトがあって面白いです。 それがまた、人の良いおかあちゃんでねぇ、昔武具を買ったついでに寄ったところ、「これで手入れしな」と手入れ用の油を頂いた記憶が。って何でそんなもん持ってたんだろう……。 普通の居酒屋で飲み食いした方が遥かに安上がりなんだけども、たまに、こういうお店を使うのも結構楽しかったりします。 いつにもまして纏まりがないんだけども、何となく、そんな事を思い出したり、考えたりしたので、記録として書き留めておくことに。 あなかしこあなかしこ。 ▲
by s-kuzumi
| 2008-10-21 00:18
| 日々之雑記
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