久住女中本舗

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2007年 07月 06日

Googleブックをつかってみました。

グーグルブックが使えるようになりましたね。
まだ、ベータ版みたいですが。

わたしのように、本ばかり読んでいる人間にとっては、欲しい本が素早く見つけられる、ということで、非常にうれしいニュースです。

では、早速、試しながら今日の記事を書いてみましょうか。

http://books.google.co.jp/ グーグルブック

「Google ブック検索について」を読むと、


・検索語句と本文の内容が一致したものを表示
・本の基礎情報なども表示
・オンライン書店で、検索した本を購入する事が出来る。

などの情報が得られます。
とてもうれしいのは、

・著作権がきれているものは、全文を見る事が出来る。

というもの。
古い本で、入手が難しいものも多いですからね。角川文庫の『宇津保物語』とか。あれは著作権は切れていなかったのでしたっけ?

じゃあ、とりあえず夏目漱石『吾輩は猫である』あたりからいってみましょうか。

「吾輩は猫である」

と検索すれば、タイトルでもあるし、本文でもあるわけですので、実験には丁度いいですね。

「すべての書籍を検索」を使用して、検索開始。

結果102件見つかりました。
上位二位までが、夏目漱石の本で、あとは日本文学関係の論文集とかですかね。
次のページに移動。やっぱり、漱石のものをもじった作品などが出てきます。

ここで、問題発生です。
何故か「3ページ目」にいけません。検索結果は102件。この段階で画面の一番下には、リンク先が「1 2 3 4 5 6 7 8 9」と表示されているのに……。
ベータ版故の問題なのでしょうか?

では、次のキーワード。

「ここでのたしなみ」


何の文章だかわかりますか?
『マリア様がみてる』ですよ。

スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ

からとっています。
けれども、検索結果はゼロ。全ての書籍を検索しても駄目でした。
その後、ライトノベルの一節やキャラの名前などを入れてみたのですが、今のところ全敗です。こういうのは駄目なのかしら?


ここでめげずに次にいきます。
江戸川乱歩の『少年探偵団』なんかはどうでしょう?

「小林少年」

とかいれてみたら結構な結果が出てくるのでは??

ああ……、駄目でした……。
少年探偵団自体は出てきます。けれども、


黄金怪兽/少年大侦探系列 - 46 ページ
江户川乱步著 - 2001 - 162 ページ
在东京,小林少年是一个家喻户晓的人物,尤其是宝贝儿子银一君也是少年侦探团的团员
... 三十分钟后,小林少年和松井少年来到银座玉村宝石商店的总经理办公室里,与总 ...
部分プレビューの書籍を検索 - この書籍について



こんな感じで、中国のものばかりです。本家本元の江戸川乱歩の本は出てきません。
意外と性能が……。

じゃあ、最後に古典文学とかをためして終わりにしてみましょう。
先ずは『竹取物語』などはどうでしょうか?
検索ワードは

「竹取の翁といふもの」


くらいにしておきましょうか。

「たけとりの翁といふもの」で一件。

他にもちょろっと検索してみたのですが、これしか出ませんね……。
どこかの全集とかに入っている「竹取物語」のそのものズバリが出てきません。
検索の仕方がわるいのかしら?
日本語って「平仮名」「片仮名」「漢字」があるから、検索でもそういうのを意識せずにシームレスに出来たら一番いいですよね。
そういう検索エンジンが出来たら、これはきっと凄い発明ですよ?

では、最後に

「いづれの御時にか」


で調べてみましょうか。
『源氏物語』ですね。
結果29件出てきます。
けれども、やっぱり論文集みたいのが多いですね。『源氏物語』本体が出てきません。
しかもやはり、先の『吾輩は猫である』の時と同じで、次のページから先に進めず、29件全ての検索結果を見ることが出来ませんでした。

2006年に発刊された本で、しかも1ページ目に表示されていたものが、2ページ目でも表示されている、という状況です。
穿った見方をすると、この本の出版社がグーグルにお金でも払っているのでしょうか……?


まだまだ、機能を完全に把握しているわけでもないし、試し足りないのですが、どうも遊んでみた感じでは、まだまだ実用に耐えられない、という印象です。

わたし自身、まだグーグルブックを使いこなせていない、という状況に加えて、ブログ自体も初心者の為、うまく実験が伝わらないのが歯がゆいです。
が、この記事が何かのお役に少しでも立てたなら幸いです。

それでは。

# by s-kuzumi | 2007-07-06 14:14 | 日々之雑記
2007年 07月 06日

『ベルセルク』 コンビニ版6巻

俺です。

最近、コンビニで『ベルセルク』が売っていたので購入してしまいました。
このコンビニに売っているやたら分厚い漫画には、『バキ』とかもありますよね。
まぁ、その類の本です。

そして、今日は六巻の発売日でしたので、またコンビニに行ったついでに購入してきた、というわけです。
ちなみに、今回は「ゴッド・ハンド降臨/黒い剣士誕生」編だそうで、過去のエピソードが一段落つきました。ここから一巻に続く、という事でいいのかな?

実は、『ベルセルク』は名前は知っていても、どうしても読む気になれなかったマンガなのです。
まだ高校生だった頃に、友人が学校で単行本を持ってきていて、見せて貰ったのですが、何て言うか妙にグロいのと、あまりダーク過ぎる雰囲気に呑まれてしまって、その時は興味が持てませんでした。

それから十年以上経って……、こうしてコンビニで見つけ今更のように読んでいるのですが、

まぁ、傑作だわな。

そこらへんのナンパなファンタジーを寄せ付けない、ヘヴィーな質感は唯一無二のもの。
それに、とても面白いじゃないか!
多少、心に痛いシーンがあるものの、それを突き破るような主人公の生き様。


/* 以下どうでもいいこと。

昔、何かの本で遠藤周作という作家が「死に様」という語は辞書には載っているが「生き様」という語は辞書には載っていない。よって誤った日本語である。というような事を書いていたのだが、俺にはどうしても受け入れられないのである。そもそも本当に辞書に載っていないのかな?日本国語大辞典なんかを見たら何喰わぬ顔して、載っていそうな気もするし。
それに辞書に載っている/いないが、「正しい」日本語の基準というのも、どうにもオカシイ。
日本語だけでなく、全ての言語は使用されていくなかで、変質していくわけで、遠藤周作だって、別に平安時代とかの言葉を使っているわけじゃないしさ。
そういや、「らき☆すた」でも言ってたじゃないか、「ダントツ」って言葉は今では普通に使われているけれども、某石原慎太郎が「断然トップ」を縮めて作った言葉だって。
こういう例って探せば、いくらでもあるような……。あー、「恋愛」だって明治くらいに作られた言葉だよね。当時はそのまま英語の「ラブ」って呼んでいたんだってさ。けど、当時の辞書には載っているはずもない。
正しい日本語、っていうのは実は考えてみると、非常にナンセンスなモノで、俺なんかは「日本人である俺達が使っている言葉が日本語」ってな非常に緩やかな定義でもいいような気がする。

以上、どうでもいいことでした */


こうやって脱線するのは、悪い癖なんだけども、まぁしょうがない。
兎に角、『ベルセルク』は面白い。
なんていうかさ、変な謂いなんだけど、『ベルセルク』で描かれる葛藤とか、復讐とかそういうダークな話とかテーマって、実は「日常で良くある事」な気がする。
それをうんとスケールをでかくして、物語に合致する形で再構成しているような。

キャスカのくだりなんて、俺は過去のトラウマを思い出して「痛い痛い!」と絶叫しつつ読んだもん。俺の体験が特殊であると信じたいのだが……。

そういうい意味で、誰しもが抱えているトラウマとか、負の感情とかを、物語にして、それをぶっつぶしていく、みたいな。ダークな世界の中にある種の爽快感を覚えるのは、そういう理由なのかなぁ?とバカの浅知恵で思ったり。

あー、早く次の巻が出ないかなぁ!

# by s-kuzumi | 2007-07-06 02:58 | 読書 マンガ
2007年 07月 04日

『兵法家伝書 付・新陰流兵法目録事』 岩波文庫

久住です。

今日、二冊買ったうちのもう一冊がこの本です。
実は、前々から欲しいと思っていたのですが、近所の本屋さんにはおいてなくて、久々に遠出をしたついでに大きな本屋さんで買ってきました。

内容自体は、例の「思想大系」シリーズのものと同じだそうです。
が、注を増やすなどして読みやすくなっているみたい。
そういえば、『五輪書』もそうでしたっけ。

まだ全然読めていませんが、すこし読んだかぎりでは、大変に面白い本です。
こういった本は、読んでいてたのしいですね。

殺人刀(せつにんとう)なんて物騒な名前の章があるのですが、読んでみると実はそんなに物騒ではない事に気が付きます。

万人を苦しめる悪を剣術を以て殺す事は、万人を救う事である。
よって、人を活かす剣である。


ということですかね。

明日くらいには全部読み終えたいとおもいます。

# by s-kuzumi | 2007-07-04 23:51 | 読書 一般図書
2007年 07月 04日

スタイルシートな本

こんばんは。久住です。

今日は、本を二冊買いました。
一冊は、剣術絡みの本でもう一冊が、『スタイルシート 上級レイアウト』というもの。

技術評論社から出ている本です。著者は河内正紀氏。
いろいろと必要なことがあって、スタイルシートを勉強しなくては、と思い購入したものです。
いきなり上級でだいじょうぶかしら?と思いながらも、初級の方は買わずに上級のほうを買いました。

実は、スタイルシートなるものが、どういうものかまだ分かっていません。
分かっている事といえば、

・綺麗なページが作れるようになる。
・管理が楽

くらいのものです。
それでも、上級をあえて挑戦します。

ざっと見てみたのですが、どうやらスタイルシートっていうのは、関数の宣言をあらかじめしておいて、その関数を自在に使っていく、という感じなのでしょうか?
いや、わたしは理系でもなんでもないただの素人ですから、詳しいことはよくわからないのですが、以前読んだことのあるプログラミングの本とかの知識が、少しだけ頭をもたげてきて。

さて、数多くのものから、本書を選んだ理由は、

・豊富なデザイン例が載っている事。
・自分が必要としているデザインに限りなく近いものが載っていたという事。

以上の二点です。
初級の方も併せて買えば良かったのですが、予算の関係でこれしか買えませんでした。

けれども、意外と最初から上級のものを使う、というのは有効な手なのかもしれませんよ。
お勉強にせよ、難しいものを頑張ってやった後で、易しめのものをやってみて、理解を深める、というのは時にもの凄く効果的だったりしますしね。

何はともあれ実践が大事です。
さっそく練習してみましょうか。

# by s-kuzumi | 2007-07-04 23:43 | 読書 一般図書
2007年 07月 03日

「ひぐらしがなく頃に」

何か、面白くて何度も何度も更新させてもらってます。

いや、久住じゃないっす。俺です、俺。


さて、今回は「ひぐらし」ネタです。
非常にレンジの狭く、イマイチヲタクになりきれない、ゆる~いヲタの俺なのですが、一応、知識として「ひぐらし」の名や、ストーリーは知っています。

実はプレイした事はないのです。
故に関連商品の購入や関連同人誌を読んだことも皆無。

じゃあ、何故「ひぐらし」で記事を書いているかといえば、


ひぐらしがなく頃に

なるものを見つけたからです。

「ひぐらしなく頃に」じゃないですよ?
どこで、こんなもんを見たのか、というと、

例によってTMAです。あっ、リンク先は一応18禁ですから、注意してください。

TMA。知っている人は知っているコスプレAVとかを手がけるメーカー。
タイトル・設定などかなりギリギリの仕事をやってます。

「マリア様がみている」 (「マリア様がみてる」に非ず)



「涼宮ハヒルの憂鬱」 (「涼宮ハルヒ」に非ず)

などをリリースしてますよね。
で、今回は「ひぐらしがなく頃に」だそうです。

ここのコスプレAVものは、基本的に異常なまでに原作に忠実なので、見ればストーリーが分かる、という。いや、俺は買ってないよ?「マリア様がみている」や「涼宮ハヒル」を見て衝撃を受けた人が作ってるサイトで、画像付きで見ただけっす。

手っ取り早く「ひぐらし」のストーリーを知るには、便利なんだろうけれども、如何せんコスプレAVだしなぁ……。

# by s-kuzumi | 2007-07-03 13:57 | 日々之雑記
2007年 07月 03日

『マリア様がみてる』「フレーム オブ マインド」雑感

久住です。

いまさらですが、『マリみて』の新刊、「フレームオブマインド」の感想というか、そういうものでも書いてみよう、とおもいます。


前の巻(「あなたを探しに」)までは、瞳子ちゃんと祐巳ちゃんが、全然姉妹宣言をしないまま、ズルズルと何やらやっていました。
正直、かなりじれったくて早く姉妹宣言なり、なんなりをして欲しいと切に願っていたのです。

そして、新刊発売のニュースが。
「今度こそやっと、瞳子と祐巳ちゃんの間に決着が!」と期待していたのですが……。

何と、短編集だったんです。

もう発売されてますから、みなさんご存知ですよね?
けれども、新刊が短編だった、ということで、もう失望を通り越して怒りまで覚えていたのです。


「なぜ、瞳子と祐巳ちゃんの問題をここまでズルズルと延ばすのか?」
「なぜ、このタイミングで短編集なのか?」
「もっと、姉妹同士の甘やかな関係がみたい!」


と、そんなことを考えて怒っていました。
ただ、朗報もまたあったのです。

表紙に武嶋蔦子さんが出る、というのです。
彼女は『マリみて』の世界では所謂一つの「脇役」なのですが、高校生とは思えない程に老成していて、とても素敵で、味のある良いキャラなのです。
「フレームオブマインド」の「フレーム」が示す通り、写真部のエースたる蔦子さんにスポットを当てた一冊(実際には短編の「のりしろ」部分での、メインキャストといった所ですね)、という事で、激昂したわたしの気持ちも少し落ち着いてきました。

それでもやはり、少し「本編の方が進んで欲しい」という気持ちがあった事は事実です。

しかし、「フレームオブマインド」読了後、わたしは自分の浅はかさを呪うのでした。
これは凄く良い短編集だったのです。

特に良かったのは、

「三つ葉のクローバー」
「不器用姫」

の二作品。
本編でのメインキャラは全然出てこないのですが、

「女の子の数だけドラマがある」

というものを、まざまざと見せつけてくれた、作品です。
敢えて、選ぶならやはり「不器用姫」が一番好きですね。

こういう事っていうのは、意外とあるものです。
もちろん、女の子同士でなくても、男女間でもありますよね。
最初に読んだときは、ちょっと志摩子さんが押しつけがましい感じがしたのですが、ラストの伏線になっていたんですね。

決してハッピーエンドではないけれども、妙に心に残る、そんな作品でした。
最後の最後での蔦子さんのセリフは最高です。

さて、次こそは本編ですね。
こんどこそ、瞳子と祐巳ちゃんの仲が、ちゃんと落ち着きますように。

# by s-kuzumi | 2007-07-03 11:23 | 読書 ライトなノベル
2007年 07月 03日

涼宮ハルヒと一般図書。或いは夏の100冊

こんにちは。

俺は久住ではありません。名はまだない。仮に「裏」とでも読んで下さい。
彼女のお手伝いをしています。

今回、何かブログで記事を書いて欲しい、という事だったので書いてみる事にしました。


今日のお題は「夏の100冊」です。
夏の100冊。このくらいの時期になると、本屋の文庫本コーナーに山積みにされている、各出版社が、小中学生の夏休みの宿題の為(?)に名作シリーズをリリースするアレです。

本屋に行くと、俺や久住は大抵、全てのコーナーを一通り回って、めぼしいものをチェックします。勿論、文庫本コーナーも。
さて、ライトノベルが好きな俺は、当然そういうコーナーもチェックです。
いつものように、「涼宮ハルヒ」が山積みにされていて……。

しょっちゅう、本屋に行くと本の帯が変更されているのにも気が付きます。
今回は「ハルヒ」の帯が変更されていました。

帯をみて吃驚です。


角川の夏の100冊に「ハルヒ」が入っているじゃないか!

http://www.kadokawa.co.jp/dis/bookcover/bunko.php


俺が若かった頃は、もう少し硬派な本が多かった気がするのだけれども、随分ライトな(ライトノベルって意味じゃないよ)本が、この夏の100冊に入るようになったもんだ。
ライトノベルも何冊か入ってますね。これも世の流れか。

けど、夏の100冊に「ハルヒ」が入ったってのは、一大革命な気がする。
他の顔ぶれを見てみると、『竹取物語』、『源氏物語』、『徒然草』、『おくのほそ道』など正統派クラシックなんかも見える。

『竹取』、『源氏』、『徒然』、『ほそ道』。そして『涼宮ハルヒ』

これは革命だよ。レボリューションだよ。日本文学史の一大事件だよ。
こういうライトノベルが夏の100選とかの所謂「名作」シリーズに入る事を、快く思わない人が居る、ってのは承知している。
だけれども、俺はこういう動きを肯定的に捉えたい。

聞きかじりの知識でものを言うけれども、文学史ってのは大体「正統派」と「ライト派」(そんな言い方するのか?しないよね……)に古代から別れてるもんだ。

漢文の正統派の文書に対して、仮名文字の文学。
純文学に対して、大衆小説。

そして、「ライト派」読者ってのは往々にしてちょっとした後ろめたさを持ちながら、ライトな文学を楽しんできたような気がする。
小学生の夏の感想文を『ロードス島戦記』で書いたのは、俺だけだった!
挙げ句、「読書の時間」なるものが小学校の時に設けられ、休み時間に読書をしよう!という動きがあった。みんな「子供らしい」いかにもなものを読んでいた。

なんていったっけ?
あの三人組でさ、快活で運動神経の良い少年と、ひ弱だが頭の良い奴、そしてマスコット的な心優しく太った少年の物語。
ああいうのとかさ、女の子になると、「わかったさん」とかあのシュークリームを作ったりする本を読んだり、ちょっと硬派な奴になると『坊っちゃん』とか読んだりしてたもんだ。

その中で、ライトノベル派は俺だけであり、俺は『ロードス島戦記』だった。
父親が、洋酒の空き瓶の中に溜め込んでいた100円玉を、五枚乃至六枚失敬して、ロードス島を買っていたんだ。

実際、例の三人組にせよ、「わかったさん」にせよ、イラストが付いていた。
『坊っちゃん』だって、小学生は別に岩波文庫で読んだりはしない。講談社とかが出してる子供向けのイラスト入りの奴で読んでいたんだ。

だが、俺のロードス島戦記は、「本ではない」という理由で没収された!

こんな悲劇があっていいものだろうか。
けど、こうやって夏100冊に「ハルヒ」が入った事で、俺のようなマインドを持った小学生や中学生が「本の没収」という憂き目を見ることなく、大手を振ってライト派の文学を楽しめるようになったのは、素晴らしい事じゃないか。

そもそもさ、『竹取物語』だって『源氏物語』だって、当時のラノベじゃないのか?
宇宙からやってきた美少女が、男を袖にして月に帰る。
血筋も容姿もいい男が、母との死別、臣籍降下によって天皇になれない、父親の妻との密通、最愛の人との死別、そして彼の子孫(薫は源氏の血は入ってないけど)の恋愛と苦悩……。
今で言えばコバルト文庫じゃねぇか。

まぁ、1000年の長きに渉って残ってきたってのは、やはり名作である証なわけで、そんでもってそういう時の試練に耐えうる作品だったって事なんだけどもさ。

兎に角だ、角川の夏の100冊に「ハルヒ」が入った今年を、俺はライトノベル元年と呼びたい。
ライトノベルがやっと「普通」の文学として「正統派」と差別される事なく、享受される土壌が整ったのだ。

しかし、ここからがライトノベルの試練の時である。
今度は一筋縄ではいかない。時の試練に耐える必要がある。
ともすれば、流行を貪欲に取り入れてしまった為に(けど、これって非常に日本文学的だと思うんだけど)、どれがどれだか区別が付かないような、作品も多いのだが、そうしたライトノベルの中から、どれだけの作品が後世まで残るか、俺は非常に楽しみである。

# by s-kuzumi | 2007-07-03 07:24 | 読書 ライトなノベル
2007年 07月 03日

はじめまして。

ブログなるものを初めてやってみることにしました。

まだ全然、機能や設定の仕方がわかりません。
仕方がないので、一つづつおぼえていく事にします。

多分……、もの凄く雑多なブログになるかとおもいます。
インターネットの話や、読書の話、日々の雑感など、あまり面白味のないものになるかと。

なにはともあれ、どうぞみなさま、今後ともよろしくおねがいもうしあげます。



久住櫻子

# by s-kuzumi | 2007-07-03 04:10 | 日々之雑記