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2020年 05月 04日

フリーノベルゲームレビュー 番外編 『ともだちは子ネコ』

フリーノベルゲームレビュー 番外編 『ともだちは子ネコ』_b0110969_17214611.jpg
道玄斎です、こんにちは。
連休……というか、自粛期間中ということで今日も日がな一日家に閉じこもっています。


ちょくちょく書いているような気がしますが、別に私はこのブログを閉じたわけでもなく、ノベルゲームを楽しむことも、レビューを書くこともやめたわけではないので、こうしてシレっと更新することがあるのです。


今日はふりーむの「ノベルゲーム」カテゴリから作品を見つけてきました。
そういえば、少しノベルゲームの世界から離れていると、また色々な変化があるようです。制作エンジンの主流は完全にティラノスクリプトとなり、パッケージとしてリリースされるものだけではなく、ブラウザでプレイすることが可能になっていたり(本作はブラウザでのプレイ。実はティラノはスマホのアプリとしてパッケージングも出来るはず。ただし、あんまり使用されてないと思う。なぜなら……みたいな話はまた今度)、極端に尺の短い作品がリストのかなりを占めていたり。


そんな中で、ちょっとピンとくる作品を見つけてプレイしてみたのですが、短い尺とはいえ密度を感じさせる作品でした。
文字数からは想像も出来ないほど、プレイヤーに「考えさせてくれる」作品、とでも言いましょうか。


というわけで、今回は「冬紀」さんの『ともだちは子ネコ』です。
ふりーむのページは、こちらとなります。


てっきり私、最初、「主人公である雪音さんからは、子ネコが人間の形に見える」とか、あるいは「読者(プレイヤー)の認知として、子ネコが人間として表現されている」とか、そういうものだと信じて疑いませんでした。
多分、この辺りはミスリード的なものを狙っていると思うのですが(“ネコ”って表記とかね)、見事な仕掛けだと思います。
ですので、説明文にあるような「地域ネコ」、あるいは「野良ネコ」なんてキーワードから、猫の話だと思っているとその仕掛けにびっくりします。


ところで、地域猫ってご存知でしょうか?
作中にも出てくる、「片耳をカットされた野良猫」のことなんですが、猫の耳をちょいとカットすることで、桜の花びらのように見えることから、「サクラ耳」なんて呼ばれたりもします。


野良猫が増えすぎると色んな問題が起こります。
季節によっては、夜、猫の鳴き声や叫び声が聞こえる。
街中を猫がウロウロしており、ゴミ箱を荒らしたりする。
交通事故などで、猫の死体を目にする機会が増えたりする。
野良の猫は汚いから嫌いという人もいる。
どうしてたって猫が嫌いな人もいる。
…………。
……。


まぁ、色々な理由によって野良猫が増えるのが望ましくない、って考えがあり、「じゃあどうすんのよ?」って時に、「野良猫を去勢して繁殖出来ないようにする。しかる後に、その猫たちは地域の人たちで責任を持って世話をしてあげる」という対策が「地域猫活動」と呼ばれるものです。


その活動も、まずは猫をトラップを用いて捕獲するところから始まり……と話し出すと脱線のし過ぎなのでそこはちょいと自重しましょう。
猫と人間が共存するための方策の一つが地域猫活動である、ということは出来るんですが、そこにも色々な問題があります。


地域猫活動は、野良猫を去勢して繁殖を防ぐということに一つの目的があるわけなんですけれども、野良猫を見つけると、とにもかくにも餌をあげてしまって、結果猫を増やしてしまう人というのもいたりします。
また、去勢された猫のエサ場を作ってやり、そこでご飯をあげて面倒をみる、という行為にも「お金」がかかるわけです。また、エサ場には猫が集まるわけですから、猫が嫌いだという人の賛同も得られにくい。いや、そもそも去勢だってお金が掛かります(最近、補助金が出る自治体も多いですけど)。


もっと根本的なことを言ってしまうと、「人間と猫が共存するため」と言いましたが、あまりに人間主体の「共存」の在り方なんじゃないかな? という問題だって実は孕んでいます。
だって、天然記念物である動物なんかは、例えば「人間が彼らに近づかない」など、人間が譲歩する形で繁殖を促し、保護をしているわけですよね。
けれども、猫の場合は人間が積極的に彼らの繁殖能力を奪った上で、保護をするということになっています(絶対にないけれども、地域猫活動が大成功をして野良猫がいなくなったら、猫そのものが世界からいなくなるわけですよね。ペットショップなどで売られる血統書付きの猫以外は)。


天然記念物は希少だというのは分かるんですけれども、「命は尊い」とか「命は平等」とか言いつつも、そうして命に優劣をつける行為はどうなのか……ちょっと青臭いかもしれないけれども、私はなんだかすごく考えこんでしまうのです。猫と人間は生活領域が重なるとか、そういう事情の違いが天然記念物たちと違って存在するのは分かっているけれども、ね。


で、本作の私がグッとくるポイントがまさに、そういうことを考えさせてくれる作品だった、というわけです(あー、やっと本題に戻った!)。
ネコ(≠猫)の世界をパン屋のお姉さんとの交流を通じて描くことで、実は「その世界の問題点」を描いているわけです。
しかも、最初っから「そういう世界なんだ」と気づかせずに、「ネコ=猫」だというミスリードをしていくあたり、巧みな物語の作り方と言えましょう。


物語の中で、「じゃあ、どうするの?」といった問題に対する答えは出ません。
けれども、その何か燻るような想いを包み込んだまま、どこか優しい余韻を残して物語は幕を下ろします。


何か結論が出るわけではなく、「雰囲気」や「気配」を残して作品が終わる。
そういうパターンってノベルゲームでも結構あると思うのですが、本当に「雰囲気」が活きた作品は案外少ない気がします。
今までの経験上、最初っから「雰囲気ゲーにしてやろう!」みたいなパターンだと失敗することが多いようなw 
しっかりとした物語の世界を積み上げた先、「それ以上はもう語れず、雰囲気で感じ取ってもらうしかない」という状態になると、よい結果になることが多いんじゃないかと思います。


尺としては10~15分程度のかなりの短編ではありますが、少しづつ世界を明らかにしていく巧みな作り、ラストの余韻や、読後も続く「色々思いを致してしまう」ような深みを持った作品です。
ネコが好きな方は、是非ご一読あれ。


それでは、また。


by s-kuzumi | 2020-05-04 18:02 | サウンドノベル
2020年 01月 11日

フリーノベルゲームレビュー 番外編 『よしのさんの秘密をバラさないで!』

フリーノベルゲームレビュー 番外編 『よしのさんの秘密をバラさないで!』_b0110969_14595028.jpg
道玄斎です、こんにちは。
今日は、ちょっとゲームをやろうかな、と思ってふりーむを探していたら、タイトルが気になる作品を見つけました。なんか、ポップで可愛らしい感じ。
というわけで、今回は「Melty」さんの『よしのさんの秘密をバラさないで!』です。


いきなりプレイ時間の話から始めてしまいますが、普通に選択肢を選んでいけばハッピーエンドまで、ほぼ一直線でいけるはず。それでおおよそ30分程度なので今回は番外編といたしました。


ただし、ノーマルエンドと複数のバッドエンドを全部見ると、もうちょい時間はかかります。
が、それでもスキップを上手く使えば1時間かからないかな、と言う感じ。


さて、作品内容ですが、なんてことない日々を送っていた主人公・竹林透のクラスに、髪の毛を黒・白で染め分けた(?)ちょっと怖い雰囲気の女子、竹林麗乃(よしの)がやってくる、というところから始まります。
こうしたスタートの仕方はノベルゲームのド定番ともいえるもの。


タイトルワークから「よしのさんには秘密がある」ことが示されているわけですから、それを期待してプレイしていくと……よしのさんは、なんと異世界からきた「パンダ」であることが発覚します。
最初でシリアスな展開を予想させておいての、一気にテイストが変わり、しかもそこにあまり違和感を感じさせないのはお見事。


シリアスな恋愛ノベルではなく、ポップで楽しいノリの作品で、「パンダ」であったという秘密も作品全体の雰囲気と相まって「浮いた」感じではありませんでした。
随所随所に、立ち絵がちょこちょこ動いたり、マンガの吹き出しのような形でメッセージが表示されたり、手が込んでいて楽しい作品だと思います。
これは敢えて、なんだと思いますが、ワッフル屋さんやタピオカミルクティ屋さんの店員が「いらすとや」素材だったり、ちょっと笑える場所も随所にあったりしますよ。


キャラの数や選択肢は割と多いのですが、基本路線として「よしのさん」のルートがあり、その他はバッドエンド(乃至ノーマルエンド)という感じです。スキップも使えますし、攻略サイトもあり全てのエンドを見るのには苦労しないで済むはずです。


とっても楽しいノリの作品なんですが、タイトルでもある「よしのさんの秘密」とストーリーとの関わりが希薄だったところが気になるところです。
それは、作品の内容そのものがストーリーを重視していくというより、「ノリ」や「ポップさ」を重視していることと不可分ではないでしょう。


「こういうスタイルなんだ」と言ってしまえばそれまでなんですが、せっかく個性の強いキャラクターがいて、楽しくテンポもいい作品なので、もう少しストーリー的な厚みがあってもよかったかな。


たとえば、「次回作」として、本作の登場人物・影浦刃にスポットを当てた作品の存在が「おまけ」で示されていますが、それも本作そのものに十分組み込めるんじゃないかな? なんて思うわけです。
「僕とよしのさん」を中心としながらも、周辺人物の物語があり、一緒に悩んだり、行動したりする中で、友情や恋愛感情が育まれる、というほうが説得力がありますでしょう?


あるいは、主人公とよしのさんが同じ「竹林」という姓なのですから、「実は主人公の先祖も、よしのさんと同じ異世界からの移住者で……」というような方向に持っていくことも出来るかな、と思ったり。


文章的なことを言うと、私は、あまり顔文字を使ったりしないほうがいいのかなぁ、なんて思ったりします。
例えば「恥ずかしい」という表現を顔文字((/ω\))で表現してしまうことで、「登場人物の発話や描写」を奪ってしまうということがある気がするから、です。


ある登場人物が恥ずかしさを覚える場面で、どういう発言をするのか、またそれをどう描写するのかは、キャラクターの個性を演出する格好の場面の一つです。
また、そうした描写が薄いと、文章全体も薄味になっていく傾向があるように思えます。


ちょっとあれこれ口出しをした感はありますが、「異世界から来た」とか、謎の魔女(?)とか、中二病の男の子、ふくよかな女の子など、個性的なキャラや設定が違和感なく存在している、楽しい作品だということ請け負います。


プレイ時間も短いので、気軽に楽しんでみてください。
それでは、また。


by s-kuzumi | 2020-01-11 15:02 | サウンドノベル
2019年 12月 22日

フリーノベルゲームレビュー 『魚喰』

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今日の副題「2019年ループホラーの旅」

ジャンル:ホラーテイストノベルゲーム
プレイ時間:1~2時間
その他:選択肢あり。True、Happy、Badのエンドに分岐
システム:吉里吉里/KAG
制作年:2019/12/19
容量(圧縮時):125 MB


道玄斎です、こんにちは。
今日は久しぶりにホラーテイストのノベルゲームを。選択肢が多く、少し懐かしい手触りも感じる作品のご紹介。
というわけで、今日は「魚喰製作委員会」さんの『魚喰』です。
良かった点

・ハイクオリティなイラストや素材。システムも使いやすい

・選択肢多めで、懐かしいホラーの手触りもある


気になった点

・呪いに関してのバックグラウンドがもっとストーリーに活きてくるとよかった
ストーリーは今回は私がまとめておきましょう。
主人公は釣りマニア。
夏休みの時間を持て余し、釣りに行こうとすると、友人から穴場のスポットを教えてもらえる。
そこでの釣果は上々だったが、帰り間際に変な魚に腕を噛まれてしまう。

そんな出来事があって以来、何か周りの人たちの様子が変で……。
という感じ。


少し懐かしい手触りを持ったホラー作品です。
正確にいえば「ホラーテイスト」の作品なんですが、古式ゆかしい「選択肢多め」のものになっており、私はちょっと嬉しかったです。


本作、タイトルが『魚喰』なんですが、主人公が釣り好きであり、作品の「ホラー」に関わる部分も「魚関係」、登場するキャラクターたちの名前もまた魚つながりで、テイストの一貫性を感じます。
文章も軽快で、賛否はありましょうが「ノベルゲームらしい」テキスト。読みにくいことは全くありません。


実は本作、ループものでして、何かしらのエンドにたどり着くまで、何度も同じ選択肢を選んでいくというタイプでした。
ただし、主人公はそのループをほとんど知覚しておらず、プレイヤーである私達がループであることを見抜き、ダメな選択を回避すべく主人公を導いてあげる必要があります。ループ、選択肢多めというわけで、とても懐かしい手触りを感じますよね。『ひとかた』とかね、そういうのをどうしても連想してしまうわけです。


恐らく、初回ではよいエンドには行けないと思います。
何しろ選択肢の数が多いですし、良く分からないまま、ループが開始されてそこで「あっ、ループだったか」と気づく、そういうタイプ。
少しづつ選択肢を変えていくことで、作品の背後にある「呪い」やその影響が明らかになっていく、という作りもまた、古式ゆかしいノベルゲームの伝統を引き継ぐものです。


具体的には、友人とその彼女、クラスメイトの女子とその妹、クラスメイトの女子の3者(という言い方でいいかな?)と、「どういう順番で」出会っていくのか、が攻略の鍵になります。1~2周すれば「どこに誰がいるのか」がわかるので、そうした選択肢捌きも楽になると思います。


イラストも綺麗ですし、1時間程度でおそらくトゥルーエンドが見られると思うので、プレイのしやすさもあります。ライトな感覚でホラーを楽しめる作品と、まとめることも可能でしょう。



一方、ストーリー的な部分で言うと、作品の核である「呪い」の実態とストーリーに、何かしらのつながりがあれば、あるいはそこの説明がもっとあればよかったかな、と思います。


ローカルな性質をもった昔話があり、言ってしまえば偶発的にその呪いが発動してしまうという状況なのです。
そうではなく、例えば、「呪いがあることが知られており、登場人物の誰かが自らその呪いの力を求めている」とか、あるいは偶発的に発動した呪いだとしても、その呪いの本体(よくあるのが、悲しみに捕らわれた人間の魂が呪いの本体になっており、作中では呪いを解くとともに、呪いの本体をも解放してあげる、みたいなやつ)への積極的なアプローチがあってもよかったのではないか、というあたりです。


別のアプローチとしては、「主人公がループを知覚している」という状況を作るとか。
ループものでは、この点は結構なポイントになると思います。
その自覚があると、惨劇を止めるべく主人公は「自発的」・「自覚的」な行動をとっていくわけで、そこに主人公の個性、キャラクターが立ってきますし、作品の見せ場を作ることも出来ましょうし、選択肢に意味を持たせることも出来てくるわけです。


大体こんなところでしょうか?
色々書いてしまいましたが、ちょっと惹かれる作品ですよね。女の子は可愛いですし。
歴戦のノベルゲーマーならハマること請け合いだと思います。少し懐かしく、けれども2019年の水準にモディファイされたループもののホラーストーリー、楽しんでみてください。


それでは、また。


by s-kuzumi | 2019-12-22 15:05 | サウンドノベル
2019年 12月 15日

フリーノベルゲームレビュー 番外編 『虹のくじら』

フリーノベルゲームレビュー 番外編 『虹のくじら』_b0110969_20201462.jpg

道玄斎です、こんばんは。
何となく、「ノベルゲームをプレイしたいなぁ」と思ったので、今日は久しぶりに更新を。
プレイ時間は15分程度でしたので、例によって番外編で。
というわけで、今回は「晴れ時々グラタン」さんの『虹のくじら』です。


前回レビューをしたのが『マーシフルガール』だったと記憶しているのですが、そこから約一年くらい経ったのかな。
本当にノベルゲームのプレイ頻度が落ち、いはんやレビューをや、という状況ですが、今日は久しぶりのノベルゲームにふさわしい作品を選べたのではないか、と思っています。


「晴れ時々グラタン」さんの作品は、過去にも何度も取り上げたことがあります。
ちょっと目に力のあるイラストを描かれる方で、クールで芯の強い女性が主人公、というのが基本路線という印象ですね。


本作もまた、その例にもれず、クールな「小杉さん」が視点人物として登場しています。
主要人物としては小杉さんの他に、不思議ちゃん的な属性を持った「佐々木さん」がいる、という「私と彼女型」の作品です。


こうした「私とあなた」のような、一対一の人間関係やそれに付随する物語を描く作品というのは、過去を遡ってみても、コンテストのようなレギュレーションのある作品に多いのですが、本作も「ティラノゲームフェス2016」に出品されたもののようです。
といっても、何かレギュレーションがあるコンテストではないみたいなんですけれどもね。


さて、肝心の中身ですが、心の中では「どこかへ逃げ出したい」と思っているクールな小杉さんと、「虹のくじら」なる謎のワードを口にし、小杉さんにまとわりついてくる佐々木さんの物語、と簡単にまとめることは出来ましょう。
ところで「どこかへ逃げ出したい」と、そういう気分になることってありますよね。特に学生時代にはそうした思いを抱くことも多いでしょう。青春を描くような作品にはよく取り上げられるテーマとも言えます。


それはともかく問題は佐々木さんなんです。
不思議ちゃん……と言ってしまうと何か大切なエッセンスが抜けてしまうような気もしますが、分かりやすさを優先してそう呼びましょう。
で、佐々木さんは、そういう不思議な言動で周囲、というかクラス全体に迷惑をかけ、疎まれている存在なんです。


けれども、佐々木さんが本当に「迷惑行為」をしているのかどうか、はかなり怪しいのです。
謎の鼻歌を歌う。プリントにちょっと幼稚な(?)落書きをする……といったことは作中でも描かれますが、それってそんなに迷惑なことなのでしょうか?
クラスメイトが佐々木さんに浴びせる罵声やいじめに、本当に根拠はあるのでしょうか?


私は、この辺りのことが凄くプレイしていて気になってしまいました。
また、それは作中後半で小杉さんが感じたものと通じているんじゃないかと思うのです。


これは「学校」という空間だから起こることではなく、大人になっても、会社などの組織に入っても起こることです。
「変わっているから責めていい」、「変なヤツだからいじめてもいい」という空気感は、実はどこにいってもそれなりに存在しています。
そうしたところに、「いや、なんか変だぞ」と思えるかどうか。


実は私は、ノベルゲームの制作者や受け手(プレイヤー)ってそういうところに問題意識を持てるんじゃないかと思っているんです。
でなければ、こうした作品は出てきませんからね(本作に限らず、そうした造形のキャラクターやそれ故に疎まれるキャラクターを見たことがありますでしょう?)。
そうした意味でちょっと考えさせられる作品でもありました。


さて、佐々木さんがこだわっていて、「自由にしてくれる」という「虹のくじら」を見て、彼女が自由になれたのかどうか。
あるいは小杉さんは? そうした部分はふわりとはぐらかされ作品は少し切ない雰囲気でエンドを迎えます。
それは、「最後はどうだったのか、それはプレイヤーの受け取り方次第だよ」ということなんですが、一本の短編としてキッチリとまとまっていると思います。


「虹のくじら」を軸にした「雰囲気」を味わう系統の作品ですが、土台がしっかりとしているので単なる「雰囲気ゲー」になっていないのはさすがです。
「これ以上説明を省いたら分からなくなる」というギリギリまで、説明を削ぎ落しつつも、必要なことは作中で上手く表現されており、それゆえのまとまりだと言ってよいかと思います。


久しぶりのノベルゲームでした。
なんか、こういう作品をプレイするとまた、頻度を上げてプレイしたくなりますね。
ともあれ、今日はこのへんで。


それでは、また。



by s-kuzumi | 2019-12-15 20:20 | サウンドノベル
2012年 01月 24日

フリーサウンドノベルレビュー 『Imperfect Blue』

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今日の副題 「一夏の思い出は君と一緒」

ジャンル:恋愛アドベンチャー
プレイ時間:コンプリートで2時間程度
その他:選択肢有り。各キャラエンドの他に実質バッドエンド有り。
システム:LiveMaker(?)

制作年:2011/9/6
容量(圧縮時):164 MB



道玄斎です、こんばんは。
今日は、今までずっと積んでいたゲームをプレイ。昨日、東京は雪が降ったわけですけれども、そんな季節と真逆な、一夏の思い出を描いた作品のご紹介。
というわけで、今回は「零式。」さんの『Imperfect Blue』です。『Lilie -Love⇔Hate- 』の作者さんの作品ですね。
良かった点

・王道の恋愛ノベル。最近、この手の作品が少ないんだ。

・無限の優しさを持つメインヒロインに癒される。


気になった点

・展開が割と性急。もう少し、段階的にヒロインとの関わりを描写しても良かった。

・読みにくい漢字がちらほらと。もう少し、漢字を開いても良かったか。

ストーリーは、ベクターの紹介文から引用しておきましょう。
世界は無色だった。
世界は不完全だった。
世界は残酷だった。

だからただ願っていた。
一刻も早く、この鼓動が潰えて無くなりますようにと。

平坦で刺激の無い、けれどそれでも良かった月人の惰性の日々は、一人の少女との出会いを機に少しずつ色を変え始める。
季節外れの転校生に、突然の部活勧誘。そして、夏休み。
これは、不完全な少年と少女の物語。

・選択肢により物語が分岐する一般的なADVゲームです。
・選択肢の数は本当に必要最低限に設定しており、難易度・ゲーム性はかなり低めです。
・主人公含めフルボイス
・主題歌を始めとする全楽曲オリジナル
・OPムービー有り
・1ルート30~50分、総プレイ時間3、4時間程度
・主人公の立ち絵・声を非表示にしたバージョンも同時配布中

ちょっと長目の引用になってしまいましたね。


さて、本作は直球の王道恋愛ノベルゲームです。
無愛想な男性主人公に、美少女の転校生。にぎやか担当の元気系女の子、ミステリアスな魅力たっぷりの先輩。そして、悪友。

こうした設定を見れば、「ああ、このパターンね」と、長い間ノベルゲームの世界に携わっている人には、一発で分かって貰えるはず。
実際、内容もそこまで奇を衒ったものではなく、素直にストーリーが流れていきます。強烈なヒネリはあまりないのですが、それも亦、時には良いものです。

ここ最近……ノベルゲームの、それも恋愛を主題とした作品では、内容が凝りすぎて、結果として、「詰め込まれ過ぎ」なものが増えてきている感触があるのですが、そういった意味では、本作はストレートな恋愛ノベルで、逆に新鮮さを感じるものになっていました。
ちなみに、キャラクターは全てフルボイスで、ガヤの声もちゃんと入ってます。OPムービーなども完備で、かなり豪華な作りです。


先に述べた三人の女の子達が、ヒロインとなり話が進んでいくのですが、メインヒロインと思しいのは、タイトル画面でセンターに位置している空羽です。
彼女のルートでは、主人公が抱えている問題(トラウマ)、そしてヒロインの抱えている問題もフィーチャーされ、ストレートで多少荒削りながらも綺麗に纏まっていました。

逆に云えば、彼女のルートを見ないと、主人公の抱える問題は分からない事になります。
他のルートでも、主人公が何か問題を抱えている事、仄めかされるのですが、それが何であるか、決定的には分からないのです。

そして、やはり一番魅力的なヒロインだったのは、空羽でした。
かなり早い段階から(やや唐突ではあるものの)、優しさ全開で主人公に向き合ってきます。「こんな女の子がいてくれたら……」と思えるような、そんな魅力的なキャラクターになっていたのではないでしょうか?
とはいえ、いきなり引っ越し先のお隣さんの家でおかゆ作ったりするかなぁ、とか、リアリティ、という事を考えると少し違和感があったりなかったりw
けれども、空羽の無限の優しさが、このルートで遺憾なく発揮され、やはり好印象でした。

一方、他のヒロインのルートはやや薄め。
にぎやか担当の陽那は、鈍感且つ不器用な主人公月人に、或る意味振り回されてしまうわけですが、それも恋愛ノベルゲームの定番、かな。

美夜乃先輩のルートも同じで、普段はエキセントリックで、捉え所のないキャラではありながら、実は自分の恋愛には疎い、という造型もやはり、王道。
この美夜乃ルートだけ見れば、割と薄め、なんですが、寧ろ他のルートで美味しい役割を担っているキャラでもあるので、もう少し、作中で活かす事が出来るキャラだったのかもしれません。
余談ですが、『Lilie -Love⇔Hate- 』に出てきた、雅のお姉さんですよね、この人。興味を持った方は『Lilie -Love⇔Hate- 』も併せてプレイしてみると良いかもしれません。


気になった点としては、先ほどからチラチラ書いていますが、各ルートに性急さがあった、という点です。
空羽ルートも、登場してきた瞬間から主人公に一目惚れをしているんじゃないか? と思わされるような、そんな描写になっています。
テンポが良い、というのは、ノベルゲームで結構私が重視する要素なのですが、一夏の思い出を描くような作品なので、どうしても詰め込み気味になってしまうのは分かります。にしても、やはり性急さがあった、という印象はありますね。もう少し、ヒロインと主人公のエピソードを入れ、二人の間の心理的な距離を近づけるような、そんな描写があと一つ、入っていれば、大分印象は変わったはずです。

もう一点は、かなり難しい漢字がポンと出されてしまう、ということ。
いや、私も、結構このブログ、そしてこの記事の中でもヘンテコな漢字を使うわけですが、それにしても「尸位素餐」なんて、初めて知った言葉ですw
「玲瓏」とか「寂寞」とか、若干難解な熟語が出てきて、そういう所で若干の読みにくさを感じる部分がありました。又、もう少し、漢字を開いてやると、読みやすさが向上するかも、と思いましたね。


大体、こんな所なのですが、各ルート攻略後に出る後日談などをプレイしてみると、「これ、案外女性向けのゲームなんじゃないかな……」と思えてしまいました。
勿論、男性がプレイして楽しめる作品です。主人公は男性ですし、ヒロインは女の子。だけれども、意外と女性がプレイして楽しめる要素もあるような、そんな感触がありましたね。


各ルートは凡そ50分程度。
既読スキップを使えば、本編のみなら一時間半。後日談を全部見て二時間といった所でしょう。
昨今稀な王道恋愛ノベルゲーム、是非プレイしてみて下さい。



それでは、また。

by s-kuzumi | 2012-01-24 18:21 | サウンドノベル
2012年 01月 18日

なんてことない日々之雑記vol.360

道玄斎です、こんばんは。
最近、やたらめったら寒いですねぇ……。皆様もどうぞ風邪には気をつけて下さい。



■貴女の瞳にスターダスト

前回の日記で書いていた、ゲームの制作がいよいよ大詰めです。
色んな方の協力で、何とか最終調整のフェーズに入る事が出来ました。

改めて、シナリオを見返してみると、なんていうか少女漫画の香りがしますねぇ。
単行本一冊の少女漫画って感じ。
話が進むにつれ、徐々にテンポが上がって、という作りなんですけれども、プレイする人を若干選ばなくもないような気がしないでもないw

とはいへ、一章一章、纏まりがあって、丁寧に作ってあるハズ。
スクリプトも一渡り入れて、もう普通に動いています。ただ、シナリオの微調整や、文章の修正に意外に時間が掛かって、リリースが遅れている、という感じ。

やっぱり……手を入れることで、少しでも作品が良くなるのであれば、それは絶対にやるべきですし、そこに拘る……というのも納得出来ます。だけれども、延々と拘り続けて、「結局リリースしなかった」ってなってしまっては、全くの無意味です。

ギリギリの妥協点を見つけて、取り敢えず作品を表に出す。
そこが実は一番大変な部分だったりして。

そりゃ、自分で作ってる作品だから、良い所も悪い所も本人が一番良く知っています。
だからこそ、「面白くないかもしれん……」と悩んでしまうわけです。
ただ、どんな大義名分を並べても、ゲームはゲーム。娯楽の為のものです。遊んで貰ってなんぼ、の世界ですからね。

作品それ自体をシリアスに考える事と、ゲームと割り切る事。
この二つを両立させて初めてゲームは表に出せる気がします。中々大変だよね。


ともあれ、近日中には某所に申請を出す予定らしいので、少女漫画な雰囲気がてんこ盛りな作品があったら、きっとそれが、私が微妙に関わっている作品ですw


そろそろ、年度末が見えてきて、色々忙しくなりますが、何とか頑張ってやっていきましょう。
そして、ゲームをプレイ出来るくらいの余裕があるといいですね。



それでは、また。

by s-kuzumi | 2012-01-18 19:39 | 日々之雑記
2012年 01月 01日

レビューリスト

【ノベルゲーム/サウンドノベルのレビューリスト】
;随時更新予定


【数字】

・『15811402259533』 番外編
・『1980円の君~I am a software.~』
・『1999ChristmasEve』
・『2SLOVE』 番外編
『2度目の恋』
・『2.5次元 ~ピンクの髪のエイプリル~
・『3ROOMS』
『40日40夜の雨』
『8月7日の雨宿り』



【A~Z】

A
『Abend Eden』
・『affettuoso』


B
・『Battle of Love』
『be alive』
・『Be My Master』
・『BEYOND THE SUMMER』
・『Bisque Doll』
・『Boy meetun Girl』
・『Bye』


C
・『call pure pain』
『Colorless Day』
・『CRIMSON RING』
・『cubic3』


D
・『DANGER ZONE
・『Dear∽Life』 吟醸
・『DREAMY』
・『dizzy』
・『Dreaming again  ~翼の少女』


E
・『EAT Runner アンパンと地上最速の生き物』
『EDELWEISS』
・『Elevator of Horrors』
・『Emeth』
・『EmpreLance(エンプルランス)』 吟醸
・『especially strange a story vol.1』
・『Even girl』


F
・『FIFTH BUGLE』
・『FLOOD OF TEARS』
・『Forget Me Not』
・『fortuna -フォルトゥナ-
・『fragments』
・『friend&solitudeR』


G
・『GamingBuddy-R』
・『Glare』
・『Gun Sad』


H
・『happy sweet home』
・『HAPPY☆X'MAS
・『homeless, the vagabond』
・『Hundred Wires』


I
・『I can fry』 番外編
・『I Love America』
・『I'm...~心の向こう側に~』
・『Imperfect Blue
・『It's so flogging molly』


J
・『Jigsaw』


K
・『Kanoso↑』


L
・『L』
・『LEAVEs.』
・『Liar!(鈴菜編)』
『LIEBENDER』 吟醸
・『Lilie -Love⇔Hate- 』 番外編
・『love story』


N
・『Nという名の男 Bという名の女』
・『NEW WORLD【新世界】』 吟醸
・『nimono ニモノ』
・『Normalize Human Communication』
・『Notions ~first movement~』
・『Nymph』


M
・『memoRia』
・『Memories』
・『Memory Days ~Be My Velentine~』
・『Merry X'mas you, for your closed world, and you...』 吟醸
・『Midnight Celebration』
・『Might -I think of you as yourself.-』
・『MIST』
・『MONOCHROME』
・『Monotone Eden RR』
・『Moonlight Blue』
・『Moonlight Walks』


O
・『Oide!』
・『ON ~恩返し~』 吟醸
・『One Afternoon』
・『Orleans
・『Over』


P
・『Pain』
・『perception』
・『Polar night』
・『Project Lavender』


R
・『Real Life』


S
・『SAKANA』
・『Scorlet』
・『se・きらら』
・『She is…』
・『Serenade』
・『SHADOW DIVISION』
・『short film』
・『Sian』
・『Silence ~涙をふいて』
・『Sing Song
・『Sister』
・『Snow Destiny 2nd』
・『Space Freeters! ~天駆ける宇宙の乙女たち~』
・『Steel Rain』
・『STR』
・『stREI sheep』
・『Succession of the Life』


T
・『Terrey & The Vampire』
・『The Cute, Light, and Fluffy Project』
・『TRUE REMEMBRANCE-remake-』
・『TURKEY』
・『Twin Love』


U
・『Unimela -うにめら-』


V
・『VOICE』


W
・『what's アルバイト?』
・『Whiteクリスマス』
・『Wizardly Butterfly』
・『Wonderful Wonderland』 番外編
・『Wonder Girl』


【その他】
・『πとナブラの正しい料理法』
・『…in white』



【あ~ん】


・『アイの答え』
・『青ずきん』
・『緋―aka―』
・『赤い女の子』
・『赤い部屋』
『茜街奇譚』
・『秋人 -AKIBITO-』
・『悪の教科書』
・『悪の業務日誌』
・『悪夢の呪文』
・『明けない夜が来る前に
・『浅葱妖怪相談所。』
・『あざみ 1986』
・『朝焼けの謳』
・『明日の君へ』
・『あそびめヱロゲに花束を』
・『あっち向いて、ホイ』
・『暑いから』
・『暑い日にはお話を』
・『あなたはだあれ(物語編)』
『あの丘の上まで』
・『あの子』
・『あの空の向こう側に --past memory--』
・『あの夏祭りで誰が死ぬ?』
・『アマオト』
・『雨空の下で』
・『あまやどり』
・『雨やどり』
『雨ではなく、雪でなく』
・『雨と猿』
・『雨降りの夜には』
・『雨やまない ね』
・『あやかしよりまし―逢魔―』
・『あやかしよりまし祓』
・『あやかしよりまし』 吟醸
・『あやし ~境界揺動~』
・『あやじょ!! ~綾椎女子高不思議研究会~』
・『ある国のある屋敷のお話』
・『ある日、突然女の子!?』
・『アリスは鳥籠』
・『委員長はつんでれら』
・『いけにえのかごめ』
・『いちごショート!』
・『一日千秋』
・『一子、二狐とも、巫女との狸』
・『『一瞬』という名の罪』
・『愛娘☆ ~昨日の従姉妹は明日のフィアンセ~』
・『いのちのシルエット
・『居場所』
・『一陣の夏風』
『いもいも!』
・『いもとり-妹取扱説明書-』
・『イリュージョン~記憶のカケラ~』
・『彩りはじめた季節』
『ウィンドチャイムに連れられて』
・『うおおけ』
・『うきうき★ チェリーブロッサム』
・『浮島に巡る想い』
・『ウソと手紙と名探偵』
・『笑顔の君で』
・『エビタベル』
・『絵本の幽霊』
・『エミュレーターNANA』
・『遠来』
・『逢魔時』 無印
・『奥様は惨殺少女
・『おじさん』
・『おためし、かのじょ』
・『オッペンハイムの古城』
・『お父様と私』
『おとぎ話屋』 番外編
・『オトナ/コドモ//ワルイコ_ダレダ.』
・『おにあい~だって好き好き大好き~』
・『鬼灯籠』
・『鬼は外、福は内』
・『オムライスにケチャップを』
・『想いよ届け! 校内放送にのせて――』
・『想色』
・『檻演人 ~オリエント~』
・『折り返し』
・『~俺が死ぬということ、君が生きるということ~』
・『終わりに見えた白い明日』
・『女教師・美喜 ~濡れて揺れる禁断の総集編~』



・『ガールズ・ナイト・アウト』
・『怪光写真』
・『カイダン実ハ。』
・『書いてある』
・『快盗天使ツインエンジェル』
・『鏡の中の』
・『鍵』 番外編
・『学園カリキュラム-Brandnew Days-』
・『がくさい』
・『隠恋慕』
・『歌劇戦隊ローゼンナイツ
・『傘とひよこ』
・『菓子狐憑き』
・『カジェ/KAJE』
・『風のように、花のように。』
・『カスタードはあきもよう』
・『片翅の蝶』
・『語り部さんとおとぎ話』
・『学校七不思議4』
・『学校七不思議3』
・『学校七不思議2』
・『学校七不思議』
・『学校七不思議~小学校の花子さん~』
・『彼は誰刻』
・『悲しみに二つの祝福を』 吟醸
・『彼女と彼女と私の七日 -Seven days with the Ghost- 』
・『カムガカリ、子狐丸宗近
・『仮面のセカイ』
・『カレイドスコープ』
・『彼と彼女と彼女の忠義』
・『歌恋』
『かわわらべ』
・『感情線』
・『がんばれっ みなみ!』
・『記憶の水源』
・『記憶を奪わないで』
『機械仕掛けのアリス』
・『奇形児』
・『帰省  ~川原純一の場合~』
・『北の森の魔女』
・『きっと正しいゲームの作り方』 番外編
・『キナナキノ森』
・『昨日見えた夕日は今日は見えない』
・『きみいろサンタ』
・『君が好き』
・『君といた夏』
『君と再会した日』
『君の瞳はサンダーボルト殺人事件 ~太陽はまぶしい星~』(サンダーボルト三部作)
・『キミはキメラR』
・『キャバ嬢 A GOGO!!』
『ぎゃるばん!』
・『京都幽幻秘譚』
・『恐怖の花子さん』
・『清未ちゃん』
・『雪花 -きら-』
『妓楼怪談』
・『吟遊詩人』
・『クイズ 地球人の証明』 番外編
・『グッバイトゥユー』
・『首がない子の話』
・『クラシックプレイ』
・『黒い都市伝説』
・『紅刻の唄』
・『クロスフェードに堕ちた夢 -renewal-』
・『くろすれたー』
・『黒のクロノス』
・『傾城狐の嫁入りなこそ』
・『幻想世界』
・『現代怪奇譚~学校七不思議~』
・『幻燈寓話「いばら姫」』
『こいいろ』
・『恋するナガレボシ
・『高校生は日々進化する~日常を謳歌せよ~』
・『高校生は日々進化する』
・『ごがつのそら。』
・『こぎつねひめ』
・『こころのかけら』
・『コデマリの丘から』
・『孤毒の庭』
・『この世で最も残酷なキス』
・『ゴミ箱の下の空』
・『コモンセンス』
・『今宵サンタは街角で。』
・『こんな物語』



・『サイコリラ』
・『桜闇夜奇譚~黒羽根~』
・『探し屋トーコ』
・『魚姫』
・『さくっとパンダ』
・『さくら』
・『桜日和
・『桜舞う頃…』
・『桜の舞う頃に』
・『ザ・遭難』
・『さとりのよる』
・『去りし日の花』
・『さよなら C.C Summer Days』
・『さよなら眠り姫』
・『さよならの出会い…』
・『山荘で』
・『サンダガ』
・『シーミュの図書館』
・『潮風の向こう』
・『柵の淵』
・『時間給の友だち』
・『死狐様』
・『死鬼の扉~足音~』
・『シグマの世界』
・『地獄探偵団』
・『自殺請負人』
・『ジサツ志願者同盟』
・『四色さん』
・『思春期な妹』
・『自称幽霊』
・『しぜんとこころ』
・『七夜幻想』
・『嫉妬深い彼女』
・『死舞草』
・『十八姫子』
・『十七小町』
・『週末deクリスマス!』
・『週末deハロウィン!』
・『週末de文化祭!』
・『終末によせて』
・『娘子隊皓旗』
・『少女の刃先のゆくえ』
・『小心サッカー』
・『小旅行』
・『女子高生ロケット』
・『死に至る病』
・『死神達の四重奏』
・『しにがみ16ごう ~はじめてのおしごと~』
・『死の霊園』
・『しらゆきひめからしんでれらまで。』
・『シリアルコーン DAYs +172』
・『私立桜坂学園には幽霊が棲息している』
・『しろきケモノとくろきマジョ』
・『白黒少女』
・『蜃気楼の教室』
・『ジンクスホリック・シンドローム ジンクス3』
・『ジンクスホリック・シンドローム ジンクス2』
・『ジンクスホリック・シンドローム』
・『新月の夜に晩餐を』
・『信じる気持ち』
・『しんらようちえん(仮題)』
・『好きっていってっ!』 番外編
・『すくとり』
・『スターリーカラーズ』 吟醸
・『すべてがウソになる』
・『ずんばらり』
・『正義のキヅナ
・『正義の味方ギガトラスト』
・『セイシュン真っ盛り!』
・『聖夜ニ銃ヲ持ツ者』
・『雪月花』
・『送電塔のミメイ』
・『そこに幸せある限り』
・『そして彼女は語りだす』
・『その瞳に写るもの』
・『その物語の主人公』
・『そよ風の街道』
・『空色姉妹』
・『ソラヲツカム』
『空を渡るツバサ』
・『それから 枯れ落ちた木の葉は』
・『それじゃあ、またね。』



・『大体の人が魔法について(以下略)』
・『第二保健室』
・『だから、貴方と前を向こう』
・『黄昏の姉妹、終末のマリアージュ』
・『黄昏の姉妹、終末のラジオ』
・『黄昏の白い靴』
・『黄昏を見つめて』
・『黄昏を見つめて』(初回レビュー版)
・『戦えメイドさん』
『伊達食う虫も好き好き』
・『たとえ二度と会えなくても』
・『たとえばこんな七不思議』 番外編
・『魂渫い』
・『タリナイモノ』
・『だれかのかがみ』
・『探偵のすすめ ~先生は犯人?!編』
・『探偵のすすめ ~犯人は幽霊?!編』
・『小さな記事の裏側』
・『小さな庭』
・『千夏ちゃんとあそぼう』
・『ちょこっとループ』
・『突き落とし幽霊』
・『月と影』
・『月照~ツキノテラス~』
・『月夜の出会い』
・『ツルゲーネフによろしく ~Give my love to Turgenev!』
・『テーブルの上には。』
・『テオとセァラ』
・『手紙』
・『てのひら』
・『天使仔猫譚 Aprilfool09』
・『天使の呪い歌』
・『天使屋』
・『天雨月都』
・『電波電波カプリッチョ!』 大吟醸
・『東京アリス』
・『どうしようもない僕に悪魔が降りてきた』
・『透明な優しさ』
・『時流』
『時の故郷』 吟醸
『時計塔へ -ciel et neige』 吟醸
・『時計塔へ -La Danse Macabre』
・『常世の星空』
・『杜子春』
・『どっきどき★デート大作戦』
・『突撃家政婦ドリス総集編』
・『隣の異界』 番外編
・『鳥の歌声』
・『どん兵衛のきつねうどんを待つ間にするようなサウンドノベル』



・『なかない負け犬』
・『茄子と秋刀魚の美味しい世界』
・『夏色恋模様~スイカはお好きですか~』
・『夏色のコントラスト』 吟醸
・『夏仕舞冬支度』
・『夏、セミ、少女』
・『なつのかげ』
・『夏の雫』
・『夏の日のレザナンス』
・『夏の余韻の中で』
・『夏ひとつだけ』
・『夏休みin宿題』
・『夏夢海詩』
・『ななつのユメをみる』
・『難波青春横町』
・『なゆうな』
・『ナルキッソス』
・『ナルキッソス2』 
『にぃにぃ☆にぃとだうん』 無印
・『西高買います』
・『にぃにぃ☆にぃとだうん』 無印
・『贋紙幣事件』
・『似たもの同士
・『姉さま』
・『ネガイノ屋上』
・『願えばきっと……。』
・『~熱血教師太郎Ⅱ~ 君のハ~トはプライスレス』
・『~熱血教師太郎~ 頭上注意黒板消し』
・『熱血番長』
・『年末年始の恋模様』
・『ノトス水上紀行』
・『のべるのじかん』
・『ノルカソルカ』



・『ハーバーランドでつかまえて』
・『拝啓…』
・『ハイレベル通学路』
・『白銀妖精』
・『箱入り娘のてるみどぉる』
・『箱庭の残照』
・『匣の中の楽園~ハコノナカノトモダチ~』
・『はじめてのかていか~死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?~』
・『発掘少女
・『鉢の底』
『花兎』
・『花咲く庭のディスコ』 番外編
・『はなしぐれ』
・『早瀬に案山子は』
・『春』
・『遥かなる剣が峰』
・『はるけきかなた』
・『春裂きの悲鳴』
『春椿』
・『春になると』
・『春よこい』
・『晴れた日9月、恋天使』
・『ハローワールド』
・『挽歌の候、如何お過ごしでしょうか』 吟醸
・『パンプキンタウン
・『卑怯な温もり』
・『ヒツゼンセイ』
・『一籠の眼』
・『ひとかた』
・『ヒトナツの聖地巡礼』
・『ヒトナツの夢』
・『ひなたぼっこ』
・『向日葵の少女』
・『百鬼夜行』
・『ビューティフルパフォーマー』
・『氷城の鏡』
・『無愛想と笑顔』
・『ファインダードアイズ』
・『フィンジアスの少女』
・『風雲相討学園フラット』
・『風雲相討学園ポテト』
・『フォルトゥナに口づけを -un bacio per Fortuna-』
・『ふかこい』
・『不条理な話』
・『ふすま』
・『踏切』
・『冬ぎつね』 
・『ブラームスの雪』
・『ふらすと! レヴォリューション』
・『ブラックオクトウバー』 吟醸
・『フリーソフト怪談余話』
・『フリーソフト質疑応答』
・『フリーソフト恋愛忌憚』 番外編
・『古本屋「こほにゃ」』
『平安御子女恋絵巻』
・『ベルリン教室』
・『放課後探検隊 ~The Vampire Of After School~』
・『ホームタウン』
・『包丁さんのうわさ』
・『ぼくというモノ』
・『ぼくとかのじょ』
・『僕と君の夏休み』
・『僕の愛したショコラ』
・『僕の愛する三匹』
・『僕の心は雨のち晴れ』
・『僕の好きな君の顔』
・『僕らの中のロビンソン』
・『ポケベル』
・『星空に馳せた想い』
・『星の王子さま』
・『星の降る丘』
・『ほしのの。』
・『ぼたんゆき』
・『本当の願い事』 大吟醸
・『ほんとにあったかもしれない怖い話「猿夢」』 番外編



・『魔術』 番外編
・『街外れの降誕祭[限定版]』
・『真っ白なキャンバスに』
・『まほうつかい』
・『マホウツカイ』
・『魔法使いカラオケにゆく』
・『万華鏡奇談』
・『マンション前の時計』
・『水溜まりの向こう側』
・『皆殺しのワルツ』
・『みみつ』
・『未来都市』
・『ムードメーカー』
・『夢境迷宮
・『ムゲンの絆』
・『蟲屍』
・『ムに。』
・『無理やり主人公』
・『メイドさんと柴犬』
・『妄想教室』
・『最上邸』
・『桃色☆パニック』



・『山羊の恩返し』
・『優しい嘘〜not possible to become honest〜』
・『やさしいてのひら』
・『やさしいにおい』
・『夜蝶綺譚』
・『八目鰻』
・『止マナイ雨ニ病ミナガラ
・『弥生桜の空に笑え!』
・『やんでれさんのすゝめ』
・『ユーマを抱きしめて』 吟醸
・『遊女の檻』
・『ゆうとっぷ』
・『ユウレイのいた道』
・『歪ミ回廊』
・『ゆかりの早春賦』
・『ゆき☆おん!
・『雪と手袋』
・『ゆきのひ』
・『雪降る夜に- after after holy night -』
・『ゆとり教育』
・『ゆめいろの空へ』
・『ゆめかちゃんの一日』
・『夢十夜』
・『夢の少女~DreamGirl~』
・『ゆめのはなし』
・『夢花火』
・『ユリカ』
・『四ッ夜怪談』
・『よみがえる思い出』
・『よるのもり』



・『雷雨』
・『楽園』
・『ラスト・ピュリファイ』
・『ラブゼミ!』
・『ランプ lamp/rumble』
・『リストカット』
・『龍遊戯伝』
・『良薬くちに甘し!』
・『料理』 番外編
・『隣人』
・『隣人は静かに魔法少女
・『ロザリーの1日』



『忘れな二夜』
・『わたしには聞こえる』 吟醸
・『私の黒猫』
・『破鍋に綴蓋』




by s-kuzumi | 2012-01-01 02:55 | リスト
2011年 09月 17日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『緋―aka―』

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『緋―aka―』_b0110969_12194972.jpg

道玄斎です、こんにちは。
今日は今までため込んでいた、未プレイフォルダの中を漁っています。結構溜まっちゃってて、プレイ時間がどの程度なのか分からないまま取り敢えず気になったタイトルをプレイしてみたら、凡そ20分程度でしたので、ご紹介。
というわけで、今回は「GLYCO.」さんの『緋―aka―』です。



本作、プレイし始めるとすぐにサンドウィッチ型だという事に気がつきます。
いきなりラストシーンと思しき所から始まり、「何故、そうなったのか?」を回想していく形で見ていく事になります。かなり殺伐とした冒頭部に比して、回想シーンは甘酸っぱさ全開でサイトに書いてある「殺伐系乙女向恋愛ノベルゲーム」に相応しい感じになっていましたね。

確かに殺伐(?)としているし、乙女っぽい要素もガシガシ入り込んでます。
一応、注意としては結構グロな描写が出てくるって辺りかなぁ。そりゃぁもう、日本刀でガシガシと……。
いや、タイトル画面からして日本刀ですからw 鍔が小さめで、ハバキの呑み込みが深めの日本刀が表示されており、「どんな話だ……」と気にならずにはいられません。

ところで、ジャンルとして「伝奇」ってありますよね?
あれって割と曖昧なジャンル分けな気がしないでもないですよね。超自然的な要素や、因習が入り込んだバトルを内包する作品、っていえば、恐らくそこまで異論はないような気がしますが、超自然が入らない日本刀バトルものって、どう考えたらいいんでしょうかね?
何となく……日本刀とか出てくると伝奇、って気がしないでもないですよねぇ……。

そう考えると、本作も若干……伝奇っぽい印象はありますね。
全校生徒の憧れの生徒会長に告白されて、付き合う事になったありす。だけれども、ある日、生徒会の指示により、「訪問者」にされてしまう。

ここで云う「訪問者」とは文字通りの意味ではなく、その学校の忌むべき因習というか……そういうもので、早い話がその「訪問者」に選定された人物は、殺される定めにあって、全校生徒から命を狙われる事になってしまうのでした。

最初はモップの柄で……そしてその後は日本刀で、追っ手を殺していくありす。
自分に愛の言葉をくれた生徒会長は一体何を考えているのか? ただ騙されただけなのか? 憎しみを募らせ、そして……。

というのがストーリーの流れでしょうか。
結末は選択肢によって、三つに分岐します。バッドエンド、ハッピーエンド、そしてトゥルーエンドですが、私は個人的にハッピーエンドの方が好き、かな? ここらへんは好みが分かれそうなところですよね。


ちょっと残酷でグロい描写が多いのですが、殺伐系が好きで尚かつ乙女向って言葉に反応しちゃう貴女はプレイしてみては如何でしょうか?



それでは、また。

by s-kuzumi | 2011-09-17 12:19 | サウンドノベル
2009年 04月 27日

なんてことない日々之雑記vol.200

道玄斎です、こんばんは。
ちょっとさっきっから怒りが収まらず、半ば衝動的に記念すべき200回目を書いてしまおうというw

いや、なんかこんなボヤキをですね、200回も見ていただいて恐縮の至りで御座います……。書いてる本人も「よくもまぁ、200回も垂れ流したもんだ……」と吃驚しているくらいです。

先ずは、私が何に対して怒っていたのか……そこからスタートです。



■どうしようもねぇブラウザ

ちょっと、どうしてもやらないとイケナイ事があって、ウェブ上でのコンテンツを見ないといけなかったんですよね。んで、推奨環境を見てみたら、例によってInternetExplorer、通称IEが、推奨ブラウザとしてあげられていました。こっちも割とクリティカルなミッションなので、「しかたねぇけど準拠すっか」と思って久々にIEを起動してみたわけですよ。

そしたら、ストリーム動画は見れないは、訳の分からないエラーは出てくるはで、イライライライラ。
そのコンテンツを配信している所には当然FAQがあって、そこを見て設定しなおしても、一向に動作する気配がない。セキュリティ設定を上げすぎると見ることが出来ない、なんて事になっていたから、セキュリティの設定を最小にしてみたら、今度は「コンピュータが危険にさらされています」的なメッセージがブラウザに張り付いて離れない。
まぁ、それで問題のコンテンツがちゃんと見られるのならばいいんですよ。けれども相も変わらず見られない。いや、コンピュータを弄って1年2年目くらいの人だったら見落としとかもあるとは思うんだけれども、私も随分長いことコンピュータ使ってる気がするんですよねぇ……。WindowsなるOSとは95の時からのお付き合いがあるわけだし。

なんかもう、ホントやる気失せますよw
万策尽きて、コンテンツ配信先にメールか何かで、指示を仰ごうと思ったら、連絡先のアドレスはどこにも記載されていない。検索を掛けても同じ。問い合わせ先は、真っ昼間、電話でのみの受付だそーです。
んもう、この時点で怒髪天を衝くって感じだったんですが、しょーがねーからドメインに対して「root」「webmaster」「postmaster」を付与してアットマークを付け、そこに全部CCでメールを送る事にしました。けれども、これってあんまりちゃんとした手段じゃないから、レスが来ないかもなぁ……。

明日、ちょっと電話を掛けてみたりしないとダメかなぁ……。
こういうどうでもいい事で躓くと本当にイライラします。。
それにしてもIEってブラウザは使えねぇなぁ!! 何て云うか中庸というかね、そこらへんの機微が分からないブラウザですよ。親切すぎてお節介だったり、或いは全く素っ気なかったり。適切にユーザーがカスタマイズ出来る部分ってのが、もっとあっても良いと思う。あぁあぁ、イライラする……。



■私がやるといっつもアレに

もう随分昔に、「何かゲームを作ろう」と云っていた私ですが、何もしていなかった訳ではありません。
色々ね、ネタを考えてみたり、実は凄い時間を掛けつつもごにょごにょやっていたんですな。だけれども、私が何か、ストーリーを考えると、ラストが決まって「全滅」というパターンになってしまいますw

「斯くして人間は消え去り、永久の平和が保たれたのでした」

的な。
結構「ヒロイン殺し」が嫌いとか云っておきながら、自分が考えるとヒロインが真っ先に死んでしまうというw
300KBくらい書いて、「また死んだ……」とうなだれつつゴミ箱に送ったファイルが何個あった事やら……。大体、「描きたいもの」というのがあって、それを実現する為のシナリオなわけですよ、普通は。
けれども、何故か私が描きたいものって「人の居ない楽園」みたいなものになりがちに……。

何を描くか、とどう描くかの二つの視点があったら、私個人としては迷わず前者に重きを置きたいわけです。これは単純にプレイヤーとしての視点で、ですけれども。多少稚拙であっても、所々破綻していても、そこに強固な「描きたいもの」が見えていると、作品は力強いものになりますし、多少のアラなんて気にならないくらいの勢いも生まれてきたりします。

だけれども、何を描きたいか? の部分が「人の居ない楽園」なわけで、どうしても後ろ向きというかね、「どう描くか」の方に焦点を置いてしまう、制作者ワナビーの私が居たりします。
だけれども、牛歩であっても(或いは羊の歩みのように怖々であっても)、何かね、一発やらないといかんなぁ、とは感じていて、こっそりちょこちょこネタを書きためたりしている毎日です。

描きたいもの≒アイデアはあって、んでもって大凡の流れも考えてある。
その中で、如何に「全滅を避けるか」が課題になっているような気がします……w まぁ、きっと当分完成はしないんでしょうけれども、今回は、結構マジで資料集めとか開始しているので(だから図書館でブツをコピーしてきたりしてたんだね)、もうちょっと形になったら、またお知らせ出来たらいいなぁ、なんて思っています。
それにしても柳田国男の文章は難しいですな……。資料として必要でアレコレ読んでいるのですが、漢字は全部旧字でしょ、んでもって一文が長くて難解……。

今年度は色々と忙しいのですが、それでも合間を見て、作業が進められたら嬉しいな、っと。


そんなわけで、日々之雑記200回目でした。
今度は300回目を目指して……というかそれが先である事を願って、筆を擱くことに致します。

by s-kuzumi | 2009-04-27 00:07 | 日々之雑記
2009年 04月 16日

フリーサウンドノベル関係の雑記 箸休めvol.28

道玄斎です、こんばんは。
今日もレビューは無し。いや、何本かプレイしたのですが、あまりピンと来るものが無かったり、或いは強烈に難しすぎて全てのエンドが回収出来ない、なんて状況なので、今日も今日とてお茶を濁します。



■うれしい続編化

いや、日々之雑記を何とか回避しようと思って、頑張って今日は箸休めにしてみたわけですが、ちゃんとネタの方も考えてあります。

一月くらい前でしたか、「mystic night」さんの『黄昏を見つめて』という作品をプレイ致しました。丁度、私がやたらめったら「ムーンブルクの王女」に熱を上げていた時期です。や、今もそれは熾火のように……w
あっ、ちょっと脱線しますけど、その後の調査してみた所、ドラクエⅡの世界は、ローレシアは滅亡し、ムーンブルクの王女も誰かと結婚して(ローレシアとは結ばれなかった? だとしたら良かった!)、どっかに行ってしまいやっぱりムーンブルクも滅亡。サマルトリアだけが残ったんだそうな……。やっぱりサマルトリアの王子、あのタイプがしぶとく生き残るのでしょうか……w

それは兎も角、ちょっとファンタジックな作品がゆかしく、且つシンプルだけれども妙に気になる作品という事で『黄昏を見つめて』という作品を取り上げて、烏滸がましくも「続編が見たいぜ」とか書いたわけです。
そしたら、何と、シリーズ化された模様。別に私が「続編を」と云ったからではないのでしょうけれども、これは嬉しい。全四章の予定になり、現在第二章までプレイ出来るようです。
私も一応ダウンロードしてあるのですが、二章の分は未プレイ。

こうしたノベルゲームをメインでプレイしていると、先祖返りじゃないけれども、たまにシンプルな作品をプレイしたくなります。或る意味でベタな部分や洗練されていない部分はあるのかもしれない。だけれども、まっすぐに作られたそんな作品を無性にプレイしたくなったり。
特に、ファンタジックな作品だったり、或いは直球の恋愛モノだったり、なんですが、まさにそういう私のノベルゲームバイオリズムの死角を突いて出てきたのが『黄昏を見つめて』という作品でした。

色々、作品について思う所はあったのですが、一番気になったのは「彼らの旅を完結させて欲しい」という事でした。元々、短編一本として小説としてリリースされた作品だったのですが、そこにはまだまだ美味しい「ノリシロ」があるように感じていました。きっと第四章までリリースされ、完結した際には、私のお気に入りのファンタジック作品になるのではないかと思っています。

そういや、ファンタジックって云っても、結構レンジが広いですよね。『ヒトナツの夢』(どうやら続編を制作されているようですよ?)なんかもファンタジックだし、『黄昏を見つめて』みたいな直球のファンタジー世界(けれども中華風)もファンタジック。
超自然的な要素や、現実とは違う世界を描いたら、それはもうみんなファンタジックって事でいいのかしらね。あー、けど、そしたらホラーとかもファンタジック?w 

何はともあれ、普通に引き込まれるモノを持っていると思うので『黄昏を見つめて』是非プレイしてみて下さいな。



昨日~今日に掛けて、何本か作品をプレイしていたのですが、ピンと来るものが無かった、というのは冒頭でお伝えした通り。だけれども、丁度今の自分の気分に合っていそうな、シンプルな恋愛モノを発見したので、明日にでもレビューを書けたらいいなぁ、なんて思っています。


それでは、また。

by s-kuzumi | 2009-04-16 21:28 | 日々之雑記