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2012年 01月 25日

なんてことない日々之雑記vol.361 ~超番外編~

道玄斎です、こんばんは。
今日はスペシャルなゲストをお迎えしての、超番外編です。過去に二度ほどやった事がありますが、まさか三回目をやることになるとは、思いませんでした。

ノベルゲームのレビュー、にしてしまうと、このブログの大原則(レビューはレビューで、どうでもいい事は日々之雑記で、ノベルゲーム絡みの雑記は箸休めで)が崩れてしまうので、レビュー……という感じではないと思います。
もしかしたら、箸休めの方がいいのかもしれませんね。
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というわけで、今回、取り扱う作品は「かめソフト」さんの『Ghost Write』です。ベクターでダウンロード出来ますので、まだの方は是非どうぞ。
で、スペシャルゲストは、かめソフトの伊従嬢子さんです。インタビューを書き直した……ものだと思って下されば幸い。
ちなみに、私が「道」、伊従さんが「伊」です。



■イントロ

道「というわけで、宜しくお願いします」

伊「はい、よろしくお願いします」

道「早速ですけれども、作者名が読めないって意見がチラホラ出てるらしいですけどもw」

伊「ええと……“いよりをとめ”と読みます」

道「伊従が“いより”なんですよね」

伊「そうですね」

道「で、これ、ハンドルネームなんですか? それとも本名なんですか?」

伊「野暮なこと聞かないで欲しいんですけどw」



■制作ペースと執筆速度

道「じゃあ、秘密という事でw それはさておき、ここの所連続して作品が出ましたね。随分制作ペースが早い気がするのですが」

伊「一発目は完全に勢いだけです。制作期間は三日ですし。二作目、『Ghost Write』もシナリオだけなら七日くらい、総作業時間は十日くらいですね」

道「一作目は、一発ネタとして良いとして、『Ghost Write』はかなり早い制作ペースだと思いますよ」

伊「執筆時間は七日なんですけれども、前々から暖めていた作品だったので、書きたいものは頭の中にありましたから」

道「あれは、200KBですよね」

伊「最初から“二時間で終わる物語を”と思っていたので、全体の尺は決めてました。それにあわせて各章を作っていった、という感じです」

道「200KBを七日で、というのは、早いんでしょうか? 感覚的には相当早い気がするんですけど」

伊「多分、すごい早いですw ただ、その執筆ペースのせいで粗い部分も出てきちゃいました」



■良かった点と気になった点

道「じゃあ、そのご自身で気になった点、あるいは良かった点、なんかを聞かせて下さい」

伊「気になったのは、後半の展開が少し性急だった、というところでしょうか。特にラストのあたりですね。あとは中盤くらいに出てくる場面で少し弱いところがありました」

道「そこらへんは、NaGISA netでも書かれてましたね。あそこはご覧になりました?」

伊「はいw やっぱり色々他人の評価は気になりますのでw」

道「一作目、『とあるノベルのレビューサイト』もNaGISA netをモチーフにしているんじゃないか? と書かれてましたが」

伊「そうですね。NaGISA netそのものが、すごい見やすいサイトですし、レビューを書く、という時の要件を満たしているとおもったので、モチーフにさせてもらいました。あっ、ちょっぴりこちらのブログも参考にしてますw」

道「あの“気になった点”の辺りかな? という気はしてるんですがw」

伊「そうですね。本当は、このブログかNaGISA netのウェブページのスクリーンショットを撮って、画像編集ソフトで、モザイクをかけて表示する、みたいなこともやってみたかったんですw」

道「流石に、それやったら、怒られちゃいそうですもんねw 私の所は全然OKですけど」


道「ちょっと、話が脱線しましたね。じゃあ、『Ghost Write』で気に入っている所、或いはこだわった所など、お聞かせ下さい」

伊「こだわったところは、まずテンポ感ですね。200KBで二時間という尺なんですが、それを感じさせないようにテンポ良くストーリーを進めていこう、と意識していました」

道「確かに、テンポはいいですよね。割とあっさりラストまで読めてしまえるというか」

伊「30~50KBくらいの読みやすい尺で一つ一つのエピソードを作ってあるんです。なので、一つ一つのチャプターは読みやすかったと思います」

道「具体的に、チャプターってどんな感じですか?」

伊「イントロで20KBです。心の中での第一章は、ヒロインの由華が自分のことを『名前呼びしてもいいよ』というところまでで、大体40KBですね。第二章は、起承転結でいえば承で、物語を書いているとだれてしまうところなので、余計に気をつかいました。結果66KBまでふくれてしまったんですが」

道「一時的に由華がいなくなったりしてましたよね」

伊「常にベッタリ、というのはさすがにちょっと良くないですし、少し舞台を広げてやる必要があったのでああいう形になりました。承は内部で三つのチャプターに分けて読みやすさを確保する、という企業努力がw」

道「どこまでが、承、なんですか?」

伊「ネタバレになってしまうので、具体的にはいいませんが、この作品中、最もいいシーンが描かれるところ、までです。自分でいいシーンとかいってしまって、馬鹿みたいですけどw」

道「NaGISA netで“名シーン”と書かれていたところですね?」

伊「たぶんそこです。あそこは力をいれて書きました」

道「個人的には、そのちょっと前の花火のシーンとか、その後に出てくる公園のシーンなんて好きなんですが」

伊「そうですね。各章ごとに“とじめの意識”というか、そういうものをもって作っていたので、どの章も単独で楽しめるものになっていると思います。ちょっといい雰囲気、人によってはクサいというかもしれませんが、そういう感じで各章がとじられています」

道「私は好きなんですが、あの公園のシーンは、普通の女の子だったらドン引きですよ」

伊「まあそれはw けど、由華としては『そうであったらいいな』という願望があったんですよね。だから事前に情報を渡してるんですよ、主人公にw」

道「ああ、そういえばそうでしたね」

伊「読者が分からないような伏線や設定は、全く意味がないんですけれどもね」

道「改めて云われると、って感じですよね。もしかしたら、これを読んでプレイしてくれる人がいるかもしれないので、一応情報、という事でw」

伊「その公園のシーンまでが第三章です。起承転結の転ですね。ちなみに44KBです」

道「ここらへんから、恋愛色が強くなるんですよね」

伊「そうですね。恋愛面での本筋にはいっていく、というか。それが最終章ということになります」



■恋愛描写について

道「恋愛と云えば、意外にも薄めの恋愛描写でしたね」

伊「とにかく、基本に忠実に、というのを目標にしていましたので。ただ、それだけじゃ芸がないので、ゴーストライティング、というフレームを使うことで他の作品との差別化を図りました」

道「あのゴーストライティングの記述は妙にリアリティがあったのですが、実体験ですか?」

伊「それは秘密ですw」

道「結構秘密多いですねw それはさておき、王道のノベルゲームを作ろう、ということだったわけですね」

伊「はい。王道すぎてダメとか、もっといってしまうと手垢にまみれすぎて、どうしても拒否してしまう、という人がいることは承知の上で作りました。王道が作れてこそ、ひねった物語が作れると思っているからですね」

道「私なんかも、王道恋愛ノベルを読むと、まぁ、最近では超王道は逆に新鮮なんですけれども、何て言うかフレームが分かっちゃうような、そういう部分はありますねぇ」

伊「王道ということで、賛否両論あると思うのですが、そのどうしようもないほどのベタ感がいやな人には、『くやしかったら王道の一つでも作ってごらんなさいな』といいたいですw」

道「なんかキャラ変わってません?w」

伊「これが地なんですよw」

道「ともあれ、王道恋愛で、わりと薄口だったわけですよね」

伊「後半は特にそうですね。けど、前半~中盤にも少し甘酸っぱいフレーバーを色々仕込んでいますので、そういうのを込みにして恋愛描写を楽しんでくれればいいな、と思います」

道「じゃあ、恋愛に関わる描写で一番ご本人が気に入っているシーンはどこですか?」

伊「悩みますね……。一つはやっぱり“名シーン”といって頂けたあそこかな。あとは花火も好きなシーンです。少しだけ余韻が残るようなそういう終わり方が好みみたいです」



■作品の宣伝

道「じゃあ、『Ghost Write』のウリを、是非」

伊「なんか改めていわれると恥ずかしいですねw 中身は王道だけれども、外側は一風変わった設定で包んである、甘酸っぱい恋愛ノベルゲーム、というのがウリでしょうか」

道「それだけですか?w」

伊「あとは、七日で書いたって最初のほうでいいましたけど、丁寧に書こうと努力しました。よくみると、色々試行錯誤した形跡がわかる、かもしれませんw 多分、それでも一生懸命丁寧に書こうとしたのは分かってもらえるんじゃないかと思ってます」

道「一応、NaGISA netでも準推薦が出てましたね」

伊「本当にうれしいですね。ベクターの方でも順位がちょっとづつ上がっていくのが楽しいです」

道「そういえば、ゲーム制作をしていて、プレイヤーからメールとかやっぱり来るんですか?」

伊「それも本当にうれしいことに、ちらほらメールを頂きます。ちゃんと全部返信してますよ。けど、一番うれしかったのは、第一弾作品をプレイして、ノベルゲームレビューを始めた、という人が出てきたことでしょうか」

道「最近、ちょっとノベルゲームレビューというか、ノベルゲームの情報を発信するところが少なくなってますからね……そういう話を聞くと、私もちょっと嬉しいです」



■まとめ

道「さて、じゃあ、そろそろまとめに入りましょうか」

伊「そうですね」

道「かめソフトさんの二作目、『Ghost Write』は今、ベクターで絶賛(?)公開中です」

伊「あとは、ふりーむ! にも申請を出してありますので、そちらからもダウンロード出来ると思います。本音をいえば、両方からダウンロードして欲しいデスw」

道「意外とちゃっかりしてますね……w」

伊「そういう性格なんですよ」

道「まぁ、兎に角、王道恋愛だけれども、甘酸っぱさや、ゴーストライティングなどの変わったテーマが盛り込まれた作品なので、是非プレイしてみて下さい」

伊「的確なまとめですねw あとはそうですね、東京の下町をイメージしているので(土地勘のある人だと場所がわかっちゃう)、そういう下町の雰囲気、人間関係とか、そういうところも注目してもらえればうれしいです」

道「というわけで、お忙しい所有り難う御座いました」

伊「いえいえ。それではお疲れ様でした」
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by s-kuzumi | 2012-01-25 20:42 | サウンドノベル
2009年 07月 22日

フリーサウンドノベル関係の雑記 箸休めvol.33

道玄斎です、こんばんは。
何か寝苦しくて、目が覚めてしまいました……。
何となく忙しい日々が続いているのですが、ノベルゲームをプレイしたり、或いは作ったり(ホント出来るのかなぁ?)そういう事をしたいですねぇ……。



■作業ははかどらずとも、ネタは出るぜ。

というわけで、例の『夏みかん(仮)』なんですが、ちみっと進んでいたり進んでいなかったりします。
何しろ、現代モノとはちょい違うので、時代考証やら、文献探しやら結構面倒で……。例によって脳みその中には、死ぬ程壮大過ぎるストーリー(そして全滅エンド……?)が浮かんでいたりするわけですが、もうちょっと、ライトに書けて、尚かつさっくりプレイ出来るものを作れたらいいなぁ、なんて。

一兎を得ず、なんて事になりそうですが、「取り敢えずの一本」をやってみても良いのではないかと。
書いていて、ドツボに嵌ってんなぁ……と思ったりするんですが……w

んで、「取り敢えずの一本」はタイトルはほぼ確定の『Ghost Write』(仮)と相成りました。
最終的に何食わぬ顔して、変えちゃうかもしれませんが。
タイトル通り「ゴーストライター」なお話。こっちゃ時代考証も要らない現代物。

先日人と電話していたら「○○に載っている○○の文章が凄く感動した」なんて、電話の相手が言うんですが、残念な事にその「○○に載っている○○の文章」は、半分くらい私が書いていたりします。
全部が全部私が書いた訳じゃないんですけれども、大凡書きたい事の方向性が決まっていて、初稿って言ってもいいのかな? そういうものを渡されて、体裁を整えるというか、まぁ、そういう事をやったわけです。

けれども、元々の文章を大幅にカットしましたし、かなり私自身が書き加えたりしているので、一種の共作って言ってもいいのかも。自分でこういうブログにモノを書く時ってのは、全く自由にてきとーにやってるんですけれども、人の書いたモノに手を入れる時は、物凄く気を遣います。
漢字変換のクセとか、読点のバランスとか、色々ポイントはあるわけです。

そんなこんなで、世の中って割とゴーストライティング(や、それに類する行為)って氾濫してるんだよなぁ、なんて考えたのが運の尽き。「モノを書くという事を書く」というメタ書き物みたいなテーマは私自身も大好きだったりするので、自分が関わったモノ、或いは見聞きしたモノなんかを纏めて一本のゲームにならねぇかなぁ、というのがそもそものネタなのでした。

何か、ゴーストライティングって言うと「文章が上手くなきゃいけない」みたいなイメージはあるんですけれども、別にそんな事はないような気がする……。それはきっと、プロの作家のゴーストをやっている人でしょう。そうじゃなくて、もっと卑近なゴーストライティング、そういう所を書いてみたいですねぇ。
卑近というか、ちょっとアレな感じもするんだけれども、この季節になると、ネット上で「作文代行」の広告なんかを良く見かけます。
要するに、小学生、中学生、或いは場合によっては高校生の「夏休みの作文」(≒読書感想文?)の代行です。利用する人がいるのかどうか、私には分かりませんが、兄妹の夏休みの宿題手伝った経験とかありませんか? 自分が数年前書いた感想文をそのまま写させて提出させたり。
そんな「お茶の間ゴーストライティング」が今回のテーマ……かもしれないw

こういう事って考えていけば、例えば大学生のレポートで、ネットの文書をそのまま写したり、wikipediaをコピペしたりってのが、問題になったりしていたわけですが、あれも広義のゴーストライトな気もします。
自分以外の誰か、が書いている文章をそのまま「自分が書いたように」して使っているわけですから。


ま、忙しい時、余裕がない時ほど部屋の掃除をしたくなったり、本を読みたくなったりするのと一緒で、ちょっとした逃避なのかもしれませんが、『Ghost Write』(仮)の方も、少しネタを貯めて作ってみようかな、という所ですな。



というわけで、ちょいとお酒でも呑んで再度眠りにつくことにします。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2009-07-22 03:28 | サウンドノベル